●「リカちゃんとジェニーの世界展」記念講演会が好評裡に終了いたしました!

『ジェニーとリカちゃん、出版よもやま話』
日時・・・・・・2009年5月3日(日) 午後2時〜3時30分
講師・・・・・・石坂文子氏(日本ヴォーグ社・雑誌『ジェニー』元編集長)

 現在開催中の日本玩具博物館春の企画展『リカちゃんとジェニーの世界』(2009年6月23日まで)は、連日、多くの方々のご訪問を受け、幅広い世代の方々にご好評をいただいております。
▲日本ヴォーグ社出版の雑誌いろいろ
 本展は、昨年春、手芸専門の雑誌社・日本ヴォーグ社より、同社が所蔵しておられた「リカちゃん」や「ジェニー」とその着せ替え服などのコレクションを多数寄贈していただいたことを顕彰するための企画でもあります。同社では、リカちゃんやジェニーをモデル人形として、カジュアルウェア、ニットウェア、パーティードレス、ウェディングドレス、着物など、様々な人形衣装の作り方を紹介する雑誌を刊行してこられました。
 そこで、本展の記念講演会には、日本ヴォーグ社で長く雑誌『ジェニー』の編集長を務めてこられた石坂文子さんにお越しいただき、モデルになったリカちゃんとジェニーの衣装について、さらに手芸雑誌出にまつわるあれこれ をお話しいただくことになりました。

 講演日の5月3日はリカちゃんの誕生日。会場では、リカちゃんやジェニーのファンの方々、日本ヴォーグ社刊行の『わたしのドールブック・リカちゃん』『わたしのドールブック・ジェニー』を愛読してこられた方々、衣装の手作りが大好きな方々をはじめ
▲講演会風景
、45名の皆さんが熱心に耳を傾ける中、石坂さんは、リカちゃんやジェニーをモデルにした雑誌が創刊されるに至ったいきさつや、テーマごとに共同作業を積みあげてこられた衣装作家の方々と交流、読者の方々とのやりとり・・・など、たくさんの興味深いお話を展開されました。
 石坂さんご自身も作家として、たくさんの人形衣装を制作してこられましたし、様々な風景の中に人形たちを連れ出し、豊かな表情をみせるリカちゃんやジェニーの写真撮影を行うなど、大人にとっての人形遊びの楽しみを、自ら拓いてこられました。
 「日本玩具博物館オリジナル・古風江戸ちりめんで作った衣装をジェニーに着せて持ち寄り、手づくり着物によるお花見大会を実施するなんていうのはどうかしら?」 玩具博物館行事について、そのような楽しいご提案をいただいたりもして、石坂さんがかもし出される暖かな雰囲気の中、あっという間の1時間30分を終えました。

 現在、ミュージアムショップでは、(財)日本玩具文化財団のご協力によって、リカちゃんキャッスル(福島県小野町)オリジナルのリカちゃんやジェニーをお分けしていますが、あわせて、日本ヴォーグ社からは、『わたしのドールブック・リカちゃん』や『私のドールブック・ジェニー』のバックナンバーが届けられました。中には絶版となり、一般書店で入手出来なくなったものも含まれるだけに、ファンの方々の歓迎を受けています。