初夏の光きらきら★ゴールデンウィークおもちゃづくり教室が終了しました。
 4月28日、29日、5月3日、4日、5日、と心地よい薫風の中、らんぷの家で、おもちゃづくり教室を開催しました。当館のおもちゃづくりでは、日本の伝承玩具や世界の民芸玩具などから楽しい“からくり”のエッセンスを取り出し、身近な材料で再現的に製作しています。当日のおもちゃづくりの様子をご紹介します。
4月28日 ストローのお花ラッパとロケット
 ストローの先を矢のように切り取るだけで木管楽器のリードのような笛が完成!息を吹くとブーブーと音が鳴ります。折り紙で筒をつけるとお花形のラッパです。もうひとつ、太いストローの中に、空気が逃げないように先端を固定した細いストローを入れるだけで簡単な吹き矢型のロケットができます。吹き矢は世界各地で狩猟の道具や武器として使われてきたものですが、矢の部分を小さな玉にしたり吸盤にしたりと玩具としても人気があります。
 館長の5秒前からのカウントダウンに合わせて子どもたちがロケットを飛ばします。天井まで届くかな?お家では、的を作って遊んでみてもいいかもしれませんね。

4月29日・5月4日 2枚羽根の風車(かざぐるま)
 正方形の折り紙を軸になる厚紙に互い違いに貼って、中心に竹串を差して、ストローに通すと出来上がり!風に向かうとくるくるくる〜と勢いよく回ります。
 竹と和紙で作られた風車は、江戸時代ごろから作られていた日本各地の郷土玩具の中にも多く残されています。ヨーロッパでもすでに中世のころには持ち手がとても長い風車が流行していたようで、わきに抱えて遊ぶ様子が、ブリューゲルの「子どもの遊戯」の中にも描かれています。
5月3日 鳴くニワトリ
 紙コップの底に穴をあけて紐を通します。その紐を濡れた布でこすると…コッコッコ、コケコッコーとニワトリのような音が鳴ります。紙コップにニワトリのように
 実はこすって遊ぶ玩具は日本ではほとんどみられません。こする音が日本の人は苦手だったようです。当館で作っている鳴くニワトリは、ブラジルのカーニバルで子どもたちが鳴らしていたものを参考にしていますが、ヨーロッパではイースターの時期、同じような仕組みのものを子どもたちが時計がわりにして鳴らすこともあるようです。
 今回は紙コップに凧糸で作りましたが、他のカップや容器、糸も変えてみると音の高さや太さが変化して、カエルやブタのような声にもなるのでぜひ試してみてください。
5月5日 よくあがる折り紙の凧
 かつて日本では半紙半分ほどの大きさの凧が一文(江戸時代の最小単位の通貨)で売られていました。「一文凧」と言われたその凧を参考に、折り紙の凧を作りました。1枚の折り紙に厚紙を凧骨にして、二枚の長い尾っぽをつけた凧。驚くほどよくあがります。
5月6日 ひらひら蝶々
 色画用紙に2本のストローを組み合わせてひらひらとしなやかに動く蝶々ができあがります。江戸時代の飴売りは、商品の飴と一緒に蝶々の玩具を子どもに配っていたそうですよ。当時の材料ですと、竹や経木、和紙などで作られていたのでしょうか。
 当館では、他にも夏休みには、90分ほど時間をかけてのおもちゃづくりや、冬は世界のクリスマス飾りにちなんだオーナメントづくりも開催いたしますので、機会がありましたらどうぞご参加くださいませ!