日本玩具博物館の夏休み面白おもちゃ作り教室
「江戸のからくりおもちゃ作り」

 日本玩具博物館では、今年も子どもを対象とした夏休み面白おもちゃ作り教室を開催いたします。今年は江戸時代に流行して遊ばれた「鯉の滝のぼり」「ご来迎、」「かくれ屏風」「剣術人形」など、その動きが今の子供たちにも驚きの、楽しいおもちゃの数々を作ります。会費は材料費を含む料金です。対象は小学生ですが、一般の方も参加できます。低学年は父兄がご同伴ください。申込制のものと自由参加制のものとがありますが、各日とも定員は20名です。どうぞふるってご参加下さい。
●申し込みは=電話かFAXで日本玩具博物館へお申し込みください。定員は各教室とも20名です。かくれ屏風のみ予約不要です。
→今年度は好評裡に終了致しました。今年の活動内容を報告致します。

◆ ワークショップT (作りたい人、この指とまれ!自由参加制)

江戸のからくり玩具「隠れ屏風

●日時………7月28日(日)・8月14日(水)・15日(木)午前11時〜12時。
会費=300円 講師=学芸員 井上伊都子・原田悠里
5枚の厚紙をつないで屏風を作り、折りたたんで開けると絵が消えたり、出てくる不思議な玩具。江戸時代に流行しました。 

※いずれも、指導は当館館長あるいは学芸員、参加費は各回300円です。
 ★7月28日、第1回目の「隠れ屏風」作りの様子です。

  ★8月14日、第2回目の「隠れ屏風」作りの様子です。

★8月15日、第3回目の「隠れ屏風」作りの様子です。台風10号接近にもかかわらず、ご参加くださいました!

◆ ワークショップU (申込制、定員20名)

8月3日(土) 午前10時〜12時 … 江戸のからくり玩具「木びき人形 (参加費/400円)
講師=学芸員 尾崎織女
横の棒を動かすと木こりがのこぎりを動かして木を切る。

夏休みおもちゃづくり教室≪江戸のからくりおもちゃ≫シリーズの第一弾「木挽き人形」を開催しました。
お祖父さんお祖母さんと一緒に遊びにきてくれた帰省中の子どもたち、ご家族揃ってご参加の皆さん、毎年のように顔を見せて下さる方々―――大人も子どももたっぷり2時間かけて、和気あいあい、そして一生懸命に「木挽き人形」作りに取り組みました。「木場の木挽き」の同じ仕掛けで、「大きな蕪ひき」「兎の人参ひき」「カエルとおたまじゃくし」「猫とねずみ」「クマと鮭」など、デザインいろいろ、楽しい玩具がたくさん誕生しました。
帰りがけには、「簡単な仕掛けなのに、なんて楽しい動きが作れるんでしょう?!」「もうひとつ、別のデザインを考えて作りたい!」「妹の分は自分が作ってプレゼントする!」と嬉しい言葉もたくさん聞かれました。本日の講座室の様子、お写真でご紹介いたします。ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。
講座風景〜作っています〜 木挽き兎できました!
くまちゃん人形できました! 講座風景〜作っています〜  木挽き人形できました!
完成した作品を手にもち、記念撮影!「木挽き人形できました」


8月11日(日) 午前10時〜12時 … 江戸のからくり玩具「ご来迎」(参加費/400円)
講師=学芸員 原田悠里

筒の下のつまみをもちあげると、後光を背負った阿弥陀如来があらわれる江戸時代のしかけおもちゃです。色紙とトイレットペーパーの芯をつかい、孔雀や花火ないろんなものに見立てた作品を作りましょう。


夏休みおもちゃづくり教室≪江戸のからくりおもちゃ≫シリーズの第二弾「ご来迎」を開催しました。
江戸時代に流行した「ご来迎」は筒の中から後光ともに弥勒菩薩が現れます。屏風のように折りたたんだ色紙とトイレットペーパーの芯を和紙でつなぐとしかけが出来上がります。筒の中から何を登場させようか、子どもたちの豊かな想像力と創造力で次々と楽しい「Neoご来迎」が出来上がりました!
 「宇宙とロケット」「森のくまさん」「アフロなおじいちゃん」「森の中のゆうれい」、「大輪の花火」「羽根を広げる孔雀」などなど面白い作品が勢ぞろいです!当日の様子をご覧ください。
ご参加くださったみなさまありがとうございました。
 第三弾は「鯉の滝登り」です。まだ少しお席に余裕がありますので、参加ご希望の方は当館までぜひご連絡ください。

江戸時代は仏様が飛び出すご来迎でした。  製作風景〜色とりどり何ができるかな〜
製作風景〜何がでるかな何がでるかな〜
みんなそろってできました!  打上花火! 月に住むピンクのウサギ! おじいちゃんがアフロになった! 森の中のかわいいくまさん!
全員集合できました〜!


8月17日(土) 午前10時〜12時30分 … 江戸のからくり玩具「鯉の滝のぼり」(参加費/400円)
講師=館長 井上重義

竹のしなりを利用した江戸時代のからくりおもちゃです。U字型の竹をにぎったり、ゆるめたりすると、鯉がするすると滝を上り下りし、生きているみたいに動きます。

夏休みおもちゃづくり教室≪江戸のからくりおもちゃ≫シリーズの第三弾「鯉の滝のぼり」を開催しました。
竹の弾力を利用して紙製の鯉が上下する、江戸時代に流行った楽しいからくり玩具を作りました。同じ仕掛けで、「蛸の滝のぼり」も誕生し、和気あいあいと取り組みました。帰りがけには、次回の「剣術人形」にも参加ご希望される方もいらっしゃり、好評でした。本日の講座室の様子、お写真でご紹介いたします。ご参加下さった皆さま、ありがとうございました。
館長が作り方を説明しています! 集中して制作中〜ハサミで切って、色を塗って、細かい作業をしています〜
私は蛸にチャレンジするね! スルスルーと上ったり、下がったり。「ヤッター!完成したよ!!」
参加者で記念撮影。「楽しかった☆見て〜♪仕上がったよ!」


8月24日(土) 午前10時〜12時30分 ……江戸のからくり玩具「剣術人形(参加費/500円)
講師=館長 井上重義

下のてこを動かすと、刀を自由自在に振り動かす楽しい玩具です。
夏休みおもちゃづくり教室≪江戸のからくりおもちゃ≫シリーズ最後は「剣術人形」です。
人形の下の横木に糸をくくりつけた糸繰りの仕掛けで、横木を動かすと、人形が剣をかまえたりふりおろしたり、動きが楽しいからくり人形です。江戸時代に大坂から江戸へ伝えられ、管人形として人気をよび、江戸時代の玩具絵本、『江都二色』にも描かれています。
今回は、剣術士と仕組みを応用した旗揚げ人形のどちらかを選んで作ってもらいました。糸の張り具合を調整して糸をくくりつつける部分が少し難しそうで、付き添いのお母さんお父さん、おばあちゃんおじいちゃんの力を借りつつ、険しい顔、強い顔ながらポップでカラフルな袴姿の剣士、水兵さんやピエロ姿で旗を持つ楽しい人形ができました!
今年の夏休みおもちゃづくり教室も多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
はじまりました!  作業風景〜真剣に作っています。
台座は釘で固定します。  顔を描いてできあがり!
かわいい袴姿の剣士! 赤あげて!できました! えいや!  決闘だ〜!
剣士とセーラー服の水兵さん!できたよ! みんなできました!


■日本玩具博物館■
〒679-2143 兵庫県姫路市香寺町中仁野671-3
TEL:079-232-4388  FAX:079-232-7174 http://www.japan-toy-museum.org
交通=JR姫路駅から播但線で約15分の香呂駅下車東徒歩15分
車は播但連絡道路船津ランプから西へ約5分
入館料=大人600円・高大生400円・小人(4才以上)200円