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お知らせ【ワークショップのお知らせ】ウクライナ伝統の「モタンカ人形」を作ろう!
ウクライナの国旗の色
青は空を、黄は大地を染める小麦と農業を表しています。
*11月18日(土)、ナディヤ・ゴラル先生(ウクライナ・リヴィウ出身/神戸学院大学経済学部客員教授)を講師にお迎えし、ウクライナの伝統人形「モタンカ人形」のワークショップを開催します。ウクライナの生活文化についてお話を伺いながら、先生の丁寧な指導により、ご参加の皆さまそれぞれにモタンカ人形を手作りします(作品はお持ち帰りいただきます)。
*「モタンカ」とはウクライナ語で「巻く」を意味します。モタンカ人形は針を使わずに綿、裂(切れ)、紐などを用いて作る伝統的な巻き人形で、今もウクライナではお守りとして大切に扱われています。家族の幸せ、病気の治癒、降雨の祈願など、願いを込めて作り上げる人形です。
●日時:11月18日(土) 午後1時~午後3時
●定員:15名ぐらい(※マスク着用)
●会場:日本玩具博物館6号館2階講座室
●受講費:お一人¥3,000 (※入館料・材料費含む)
●講師:ナディヤ・ゴラル先生(神戸学院大学経済学部客員教授、ウクライナ・リヴィウ出身)
*ナディア先生は、「日本でもウクライナからの避難民が祖国の平和を祈って各地でモタンカ人形作りの講習会を開いています。ウクライナの文化を知ってもらうきっかけになればうれしいです」と話されています。
お申し込みは、電話(079-232-4388)、FAX(079-232-7174)、メール(info@japan-toy-museum.org)などでお願いいたします。
<モタンカ人形と日本玩具博物館>
*本年4月、ウクライナ研究で知られる岡部 芳彦先生(神戸学院大学経済学部教授)がご家族でご来館されました。当館の旧ソ連構成国の玩具展示コーナーにはモタンカ人形を1体展示しているのですが、先生はその人形を手にされ、SNSに投稿くださいました。そのようなご縁があって、岡部先生から、同大学で教鞭をとっておられるナディヤ・ゴラル先生をご紹介いただき、ワークショップ開催の運びとなりました。世界の民芸玩具や人形について、その背景にある文化を知っていただく機会になれば幸いです。
ウクライナに一日も早く平和が訪れることを心から願っています。
「春を祝うイースターエッグ~イースターラビット、鶏たちとともに~」(2013年2月~5月)展より
「ウクライナ展示コーナー」イースターエッグ(ウクライナ)