日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

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イベント

新春の大空を彩る日本各地の伝統凧 第37回全国凧あげ祭り

会期
2011年1月9日(日) 2011年1月9日(日)
会場
姫路公園競馬場

日時=2011年1月9日(日)
   10:30~15:00(※雨天中止)
会場=姫路公園競馬場(姫路市広峰2-7) JR・山電姫路駅前から神姫バスで約15分、
競馬場前下車すぐ。
主催=日本玩具博物館、姫路市 
後援=(社)姫路観光コンベンションビューロー

日本各地の伝統凧が新春の大空を彩る『第37回全国凧あげ祭り』を1月9日(日)に姫路市との共催により下記の通り開催致します。当館では各地の皆様に参加を呼びかけており、現在までの参加状況についてお知らせ致します。

この全国凧あげ祭りは、日本玩具博物館が開館した1974年の翌春から始まりました。当時、アメリカ生まれの三角翼の凧(ゲイラカイト)が大流行し、日本の空から日本の伝統凧が消えようとしていたのに気付いた当館井上館長が日本の伝統凧の美しさや素晴らしさを知っていただくことと子どもたちの思い出づくりにと博物館前の田んぼを会場に始めました。回を重ねる毎に参加者見物人ともに増えて会場が手狭になったため、第11回と12回はたつの市で、第13回目の昭和62年以降は姫路市の協力を得て姫路公園競馬場に会場を移して現在に至ります。

下記のように、青森から南は沖縄までの日本各地の伝統凧が凧保存会や凧愛好家の手で大空に揚げられますが、今回は韓国や中国の凧の参加申し込みがあり、中国や韓国の伝統凧やインドネシアの伝統凧も揚がり、大空を会場にした凧の競演が繰り広げられます。
凧揚げの季節でもある新春は各地で凧揚げ大会などが開催されますが、その歴史や内容から全国屈指の凧揚げ行事として広く知られるまでになり、播州路の新春行事としても定着しています。

愛媛県五十崎のけんか凧

→お問い合わせ
当館 ℡:079-232-4388
姫路市観光交流推進室 ℡:079-287-3652
天候不良時の中止・決行の当日のお問い合わせ…午前7時~079-282-2012

山口の見島の鬼ようず(全長12m)

当館の呼びかけに応えて、新潟、石川、富山、山梨、京都、大阪、山口、徳島、香川などから凧の保存会や愛好家の参加申込みがあり、それに地元兵庫の凧愛好家の参加もあって今回も約40グループ、400名が参加予定です。
当日揚がる主な凧は青森の津軽凧(4畳)、新潟の六角凧(4畳)、東京の江戸角凧・八丈島の為朝凧、愛知の八つ花凧・アブ凧、京の扇凧、吉野の袖いか、鳴門のわんわん凧(径6m)、讃岐の釣鐘凧とごんぼ凧、愛媛県五十崎のけんか凧、山口の見島の鬼ようず(全長12m)、福岡柳川の唐傘唐人凧、長崎のハタ・島原の剣ぼうそうと鶴亀、壱岐の鬼凧、五島列島のバラモン凧、沖縄石垣島の凧など各地の郷土凧の他、全長35mのムカデ凧、100枚つなぎの福助やアニメの連凧、姫路城凧(6畳)などの創作凧、ミニ凧が揚がり、今回も青森から沖縄の石垣島の凧まで日本各地に伝わる郷土凧や創作凧が約80種800点以上参加予定です。但し、当日の風の状況によって揚がる凧の種類や数は変わります。


<参加予定の凧>

津軽凧(青森県)………東北を代表するねぶた絵が描かれた伝統の角凧。強風用で尾には荒縄が付く。大空に揚がれば美しく壮観。同県出身で姫路在住の津軽凧保存会の佐藤秀典さんの手で。
鳴門のわんわん凧(徳島県)………小判型のユニークな凧。尾に太い荒縄がつき揚がれば巨大なエイが泳いでいるよう。径6m、4m、2mのわんわん凧が鳴門大凧保存会の皆様の手で揚げられる。
見島の鬼ようず(山口県)………見島は萩市の沖合45kmの日本海に浮かぶ人口1200人の小さな島。この島では正月に男児誕生を祝い、鬼の顔が描かれ紅白の尾がついた「鬼ようず」が揚げられる。姫路には見島出身者を中心にした鬼ようず保存会があり、全長12mの鬼ようずや大小さまざまの鬼ようずが大空に揚がる。
江戸の凧(東京)………江戸時代から伝承された精緻な武者絵などが描かれた角凧や六郷とんび凧などの江戸の伝統凧が、日本凧の会京都ほかの皆さんの手で揚げられる。
白根の凧(新潟県新潟市)………江戸時代からの歴史を持つ武者絵の角凧。白根の小笠原さんが。
今町の六角凧(新潟県見附市)………江戸時代からの歴史を持つ長さ4mの六角形の伝統凧。6月の凧合戦は日本一と称される。越後六角会の皆様7名が10時間かけて遠路当地に。
田原凧(愛知県田原市)………横長のユニークな形の伝統凧。端午の節句の凧合戦は有名で、横長の凧が大空を上下左右に駆け巡る。石川県上町凧の会ほかの皆様の手で。
甲州角凧(山梨県)………武者などを描いた勇壮な絵柄の凧(60×90㎝)。風林火山凧の会の皆様が。
名古屋の凧(愛知県)………せみ凧、虻凧などを富山県射水凧クラブの皆様が揚げられる。
吉野の袖いか(奈良県)………吉野地方に伝わる小袖型の凧で7mもの長い尾がついた優雅な凧。なら凧の会の皆様が揚げられる。
京の扇凧とミニ凧(京都府)………古都・京に伝わる扇の形の伝統凧や、ミニ凧世界チャンピオン吉積信彦さんらによるはがき大のミニ凧も揚げられる。
五十崎のけんか凧(愛媛県)………5月に開催される凧合戦で有名。同地出身の戸田さんほかが帆凧とも称される文字絵の角凧を揚げられる。
長崎のハタ(長崎県)………長崎名物として有名な菱形の合戦凧。長崎出身の皆様の手で大空に。例年、左右上下に大空を自由自在に駆けめぐるハタの曲技が来場者を魅了する。
壱岐の鬼凧(長崎県)
………武者の上に鬼の顔が描かれた凧。凧の会風人の皆さんが。
島原の剣ぼうそうと鶴亀の凧(長崎県)………長い荒縄が付いた強風用の凧。凧の会風人の皆さんが。
五島列島のバラモン凧と日の出鶴凧(長崎県)………五島列島に伝わる強風用の凧、長い荒縄の尾が付き、ブンブン唸りながら上昇、大空に揚がる。
石垣島の八角凧(沖縄県石垣市)………沖縄の石垣島に伝わる伝統凧でハッカクと呼ばれる八角形のこの地方独特の凧。全長約1mの凧を同地出身の翁長さんが揚げられる。
百足凧………足が100本、全長35m。姫路の山森啓道さんが揚げられ、例年大きな話題に。
連凧………例年通り、恵比寿大黒の連凧、アンパンマンとバイキンマンの連凧など百から数百枚が繋がった連凧が大空に揚がる予定で、子どもたちに大人気。
姫路城凧………姫路城凧(6畳)を福崎町の志水洋己さんが揚げられる。
インドネシア・中国・韓国凧………海外からの初参加で神戸芸術工科大学が窓口で参加。

以上の他にも、地元の城北校区夢プランによる大凧や、加古川凧の会の3畳の角凧、しろまる姫の布団凧(6畳)、大鷲や隼などの鳥凧、他にもユニークな凧が例年登場します。

当日、来場者にも凧揚げの楽しさを体験していただくため、ふろしき凧や7連凧を会場で実費頒布いたします。それらは、大凧揚げに支障のない会場東側のゾーンで揚げていただきます。(2011年1月3日記)

ムカデ凧滑空

<開催後記>
前夜祭、当日の模様を画像でご紹介いたします。ご参加下さいました皆さま、ありがとうございました。