七夕伝承会/夏休みおもちゃ作り教室2025ご案内 | 日本玩具博物館

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イベント

夏休みの伝承会・おもちゃ教室 七夕伝承会/夏休みおもちゃ作り教室2025ご案内

会期
2025年8月2日(土) 2025年8月23日(土)
会場
6号館前のテラス/6号館2階講座室

≪七夕伝承会≫
姫路市の古くからの港町・飾磨(しかま)を中心とする地域の笹飾りには、昭和30年代頃まで切り紙細工の「七夕船」が見られました。天の川を渡る乗り物とも、また一週間後にやってくるお盆に活躍する精霊船とも考えられていました。色紙を使って切り紙細工の七夕の船を作ります。

自由参加・先着順
日時:8月3日(日) 14時~/15時~/16時~
指導:尾崎織女学芸員
場所:6号館前テラス
参加費:100円
定員:各回8名

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≪夏休みおもちゃ作り教室≫
夏休み恒例のおもちゃ教室では、シンプルなからくり玩具を作ります。
江戸時代の手遊びの姿を今に伝える文献のひとつに『江都二色(えどにしき)』があります。北尾重政の絵に大田南畝が狂歌を添え、安永2(1773)年に刊行された大人向けの絵本です。そのころまでに流行していた88種類の手遊び(=玩具)が54図に収められており、絵本を開いていくと、見たこともない手遊びがある一方、でんでん太鼓やヤジロベエ、羽子板、風車のように今も変わらぬ姿で作られているものも見られます。今夏は、その中から、「かくれ屏風」と「ご来迎」を取り上げます。

<かくれ屏風>
五枚続きの屏風を折りたたんで「無くなれ」と呪文を唱えて開くと屏風の絵が消え、再び折りたたんで「出て来い」と呪文をかけると、また絵が現れる不思議なからくり玩具です。

自由参加・先着順
日時:8月2日(土)・8月9日(土)・8月23日(土)  各日 11時~/14時~  
指導:館長/学芸員
場所:6号館前テラス
参加費:300円
定員:各回8名

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<ご来迎>
筒下から出ているつまみを押し上げると、折り畳まれた和紙が開いて、後光を背負った阿弥陀如来像がせり上がってきます。このからくりおもちゃ「御来迎」をヒントに、紙筒や色紙、和紙、割りばしを使って、「羽根を広げる孔雀」や「花の咲いた木」など、思い思いに楽しいおもちゃを創作しましょう。

申込制・20組
日時:8月17日(日) 13時30分~15時
指導:尾崎織女学芸員
場所:6号館2階講座室
参加費:300円
定員:20名