日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

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展示・イベント案内

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企画展

春の企画展 「世界のままごと遊び」

会期
2003年3月1日(土) 2003年6月17日(火)
会場
1号館
メキシコの食器棚(1980年代)

模倣遊びの代表である「ままごと」は、2才を過ぎた頃から女の子が夢中になる遊びです。ままごと遊びをより楽しくする玩具が「ままごと道具」ですが、これは世界各地で古くから作られており、それぞれの食文化や子ども観などを物語ってくれます。

本展では、日本近代におけるままごと道具の歴史を豊富な資料でたどるコーナーと、世界約40ヶ国から収集した茶道具や台所のミニチュアなどを一堂に紹介するコーナーをもうけ、約350点の資料を通して、ままごと遊びの子どもにとっての意味を探ります。

「日本のままごと道具」のコーナーでは、雛祭りに飾られる諸道具とも関連づけ、ままごと道具の移り変わりを素材や登場する道具に焦点をあててご覧いただきます。また、「世界のままごと道具」のコーナーでは、道具の用途などにも注目しながら、世界各地の 小さなキッチンを探訪します。

かわいいミニチュアの世界を楽しみ、世界各地でままごと遊びが子どもたちに愛されるわけについても、思いめぐらせていただく機会となれば幸いです。

展示総数 約350組/1,000点



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前の企画展 → 冬の企画展*2003「独楽と羽子板」
同時開催のテーマ展 → 春のテーマ展*2003「神戸人形コレクション」
同時開催のテーマ展 → 初夏のテーマ展*2003「端午の節句と武者人形」
次の企画展 → 夏の企画展*2003「おもちゃの昭和史」