播磨の伝承遊び*2004新春 | 日本玩具博物館

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展示・イベント案内

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イベント

平成15年度文化庁委嘱事業「伝統文化こども教室」 播磨の伝承遊び*2004新春

会期
2004年2月28日(土) 2004年2月28日(土)
会場
6号館2階 講座室

日本の暮らしのなかから生まれ、守り伝えられてきた文化を将来へと継承し、発展させるとともに、子どもたちが歴史、伝統、文化に対する関心や理解を深め、尊重する態度を育てることを目的として、文化庁は各地の文化施設や公民館などに「伝統文化こども教室」事業を委嘱しています。
当館では、今年度(平成15年度)、この事業を委嘱を受け、玩具や遊びの文化をテーマにした講座を計画しました。江戸時代に遊ばれていた手作り玩具を復元的に製作していく講座と、私たちの播磨地方に伝わる季節の遊びの話を聴いたり、製作したりして地元の伝承を体験する講座の2シリーズです。主に小学生の児童を対象に、各シリーズを通しての参加を呼びかけています。各回ごとの参加もできますので、どうぞお問い合わせください。

 <江戸の玩具作りシリーズ>夏  <江戸の玩具作りシリーズ>秋冬
 
<江戸の玩具作りシリーズ>新春  <播磨の伝承遊びシリーズ>夏
 <播磨の伝承遊びシリーズ>秋


B.播磨の伝承遊びシリーズ・新春

四季折々の自然や行事に合わせて、身近にある草花や木の実で玩具を作り、作ったものでさらに遊びを工夫する――播磨地方に伝わる手遊びを体験するシリーズです。


9.<製作>草花と折り紙の雛人形

伝承折り紙のなかから2種類を選び、雛人形の折り方を講習します。また春の野に咲く草花を摘んで、「菜の花雛」や「タンポポ雛」「すみれ雛」・・・など、遠い昔から伝わる素朴な雛人形のいろいろを製作します。

    日時=2月28日(土) 13:30~15:30
    ●会場=6号館2階講座室
    ●製作指導=当館学芸員・尾崎織女        

 好評裡に終了しました。 
『のはらのひなまつり』(神沢利子作・岩村和朗絵/金の星社刊)の朗読を聴いていただいた後、そのなかに登場する「タンポポ雛」を紹介しました。大根の葉や菜の花の葉を着物に、野の花々を頭に見立てて可憐な野のお雛さまがたくさんできました。参加者はみな、てのひらに乗せて嬉しそうに見つめていました。
その後、当館のコレクションのなかにもある折り紙の雛人形を二種類、折りあげ、―――雛人形をずらりと並べて、雛まつり。