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お知らせ*「今月のおもちゃ」、ブログ「館長室から」更新のお知らせ
*「今月のおもちゃ・9月」を更新いたしましたので、お知らせいたします。
「ディディーナさんの土笛」(ルーマニア・ムンテニア地方)をご紹介しています。
こちらからご覧くださいませ。https://japan-toy-museum.org/monthly
*また<ブログ「館長室から」>も更新しております。9月中旬出版予定の『世界の民芸玩具』(尾崎織女著・高見知香写真/大福書林)についてお話ししています。こちらからご覧ください。 https://japan-toy-museum.org/archives/19692
*さて、長月朔日、神戸市内のご家庭で長く愛しまれていた段飾り雛の寄贈をお受けしました。東京で求められたものだとか、いくつかの雛箱には「玉扇」の商標も見えます。一式揃いではありませんが、大正時代から昭和初期にかけての作。お祝いに贈られた品々も合わせて飾っていた時代の温かな雰囲気があります。小ぶりの雛飾りのなか、雅楽を奏する楽人たちがかわいらしいです。
*よい風を当てるために作業場に広げ、さっそく資料登録(No.20-A002)いたしました。
*9月9日、重陽の日には、「後の雛」といって、内裏雛だけを簡素に飾って祝う風習も伝わっています。雛人形のサイズにしては背が高い雛屏風―――描かれた菊花の絵が、秋の雛人形にはよく合います。
*この段飾り雛は、来年度以降、春の特別展「雛まつり」で展示させていただきます。