＊春の特別展「雛まつり～京阪地方の雛飾り～」——明日、オープン！

◆◇今週は、当館の庭で開花した蠟梅の馥郁とした香りを楽しみながら、「世界のクリスマス展」から春の特別展「雛まつり～京阪地方の雛飾り」への展示替え作業を行っていました。本展では、江戸後期から明治･大正時代にかけて、京阪地方で飾られた町雛の名品をご紹介いたします。

◆◇4日間ほど6号館東室を閉鎖させていただきましたが、本日、展示作業が完了いたしました。明日、1月29日よりオープンいたします。会期は4月10日までです。

◆◇6号館西室では「正月の玩具と節句の人形飾り」と題する常設展を開催しており、こちらには、源氏絵の大型屏風（六曲一双）を背景に、江戸時代のお雛さまをずらりと並べました。ひと足早く展示室には春が訪れたようです。雛飾りの背景に漂う人々の夢や憧れに思いをはせながら、日本玩具博物館の雛まつりを心静かにお楽しみくださいませ。