🚩「開館50周年を祝う一日」幸せな50歳の誕生日をありがとうございました！！

●昨日は、地域の方々と、これまでいろいろな場面でお世話になった方々と、「地域実習」で滞在中の学生さんたちと、そしてあたたかいお気持ちとともにご来館くださった皆さまとともに、笑顔の花が咲き続ける素晴らしい一日を過ごさせていただきました。一同、心より感謝申しあげます。

●スタッフ皆走り回っていたため、すべての場面の画像を残せなかったのですが、ご参加くださった皆さまからもお写真をお送りいただきましたので、一日の様子をご報告させていただきます！まずは、オープニングとガイドツアーの様子を。

●岡山県津山市宮尾で江戸後期から伝承され、今世紀に入るころの製作者のご逝去によって廃絶した「久米土人形」――昨年よりこの人形と継承に取り組んでおられる長友真昭さんをお迎えして、長友さんが作る久米土人形の紹介コーナーと、ミニサイズの土人形づくりのワークショップをもっていただきました。

ワークショップには、「作ってみたい！」という方々があとを絶たず、長友さんもサポートのボラティアスタッフさんたちも大忙し。できあがった作品に皆さん、にっこり、笑顔の花が咲きました！

●当館では、開館以来、企画・特別展に合わせ、また夏休みや黄金週間にはたくさんのワークショップを開いてきました。それらのなかから3種類を選び、「地域実習」で当館に滞在中の青山学院大学コミュニティ人間科学部の学生さんたちに担当していただきました。①新聞紙を折って作る動物の帽子　②江戸のからくりおもちゃ・かくれ屏風　③デンマークのクリスマスオーナメント・ユールヤータのワークショップを午前午後、合計6回開催したのですが、どの回も楽しくにぎやか！！

参加の子どもたちも親御さんたちも、そして指導に当たった学生さんたちも、きらきらとした笑顔が弾ける講座室、また館内の様子です。

●当館のある姫路市香寺町中仁野(こうでらちょうなかにの)。この町の祭り太鼓のリズムをもとに20年に亘って太鼓演奏に取り組んでこられた「香寺太鼓」(代表：高田雅勝さん)と高田さんがご指導される「中仁野子供あばれ太鼓」の皆さんにお祝いの演奏を披露していただきました。

来館された方々もボランティアの皆さんも、駐車場西側の公園の緑のなか、勇壮で楽しく、またかわいらしい演奏を楽しませていただきました。「香寺太鼓」と「中仁野子供あばれ太鼓」の皆さま、ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。

●日本玩具博物館50歳の誕生日は、多くの方々のあたたかいお気持ちによって明るくにぎやか、幸せな一日となりました。お心のこもった美しい花をお届けくださった皆さま、お祝いをお贈りくださった皆さま、キッチンカーや屋台を設置してくださった方々、ボランティアでこの一日を支えてくださった方々、誕生日をともにお祝いくださったすべての皆さまに、当館一同、深甚なる感謝をささげます。

●皆さまから本当にたくさんの思い出メッセージを頂戴したため、『日本玩具博物館開館50周年記念誌ー玩具文化を未来へつなぐ―』の寄稿コーナーがいっぱいになってしまいました。記念誌でご紹介しきれなかった素敵なメッセージをこちらに掲載させていただきました。ぜひ、ご覧ください。