日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

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館長室から 2007.01.01

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申しあげます。 

つつがなく開館33年目の新春を迎えることができました。博物館を取り巻く状況は厳しいものがあります。入館者を増やすことが博物館にとっての最大の課題ではないと思うのですが、博物館の世界にも成果主義の考えが入ってきています。幸いにも当館は、厳しい状況にもかかわらず運営は順調です。昨年度も800点近い資料を収集しましたが、今年も資料の充実を図り、来館者を感動させる博物館でありたいと考えています。

今年も季節ごとに多彩な企画展(1号館)と特別展(6号館)を計画しており、企画展は春が「ままごと道具の今昔」、夏が「世界の船のおもちゃ」、秋が「おもちゃに見る日本の祭り」を開催します。特別展は春の雛人形に次いで、夏は「世界の国の人形たち」です。
展示にあわせた楽しい催しも計画しており、新春も1月3日には独楽回し、4日には羽根突き大会、7日には恒例の全国凧あげ祭りを開催しますが、今年で第33回。すっかり播州路の新春の名物行事として定着しました。例年のように山口県見島の鬼ようず、徳島県鳴門のわんわん凧、新潟県見附の六角凧の他、今年は凧合戦で有名な浜松からも初参加、富山県からも久しぶりに参加されます。いずれにせよ日本各地の大小さまざまな伝統凧が新春の空を彩り、例年と同じく大空に揚った凧の解説を私が行います。嬉しいのは凧揚げ祭りを楽しみにしていると、知らない方からも声をかけられることが多くなりました。

またあと1ヶ月余で東京渋谷のたばこと塩の博物館で当館の資料出品による「和の布遊び・ちりめん細工の世界」が始まります。旧年暮れからその準備にかかっていますが、あわせて日本ヴォーグ社から『ちりめん細工・傘飾りと雛飾り』を出版の予定で作業が進んでいます。今年も多忙な年になりそうです。皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。(井上重義)    

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