日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

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館長室から 2005.06.27

「ドイツおもちゃ紀行展」によせて~コレクションの積み重ねが大きな成果に~

■当館も入館者の減少など、相変わらず厳しい状況が続きますが、このところ明るい話題が続きます。私が観光カリスマに選ばれたことから、ツーリズムビジネス専門誌『TravelJournal』6月6日号に4ページ紹介され、さらに内閣政府広報誌『Cabiネット』6月15日号にも当館が4ページにわたり紹介されました。

■それにインターネットで検索していて『珍スポ大百科』にも当館がとりあげられているのに気付きました。恐らくこの5月に来館になりHPにあげてくださったのですが、取材者とは何の連絡も面識もありませんが、的確に好意的に当館を紹介くださっています。私を始めスタッフにとっては嬉しい大きな励ましになりました。有難うございました。

■本日、東京から来られたご夫婦の方から「ドイツ展、素晴らしいですね。感動しました。」と、嬉しい言葉を掛けていただきました。30年近いコレクションの積み重ねが大きな成果に繋がりました。1970年代、ヨーロッパでも玩具はわが国同様にプラスチックの時代になり木の玩具は消えつつありました。そんな時代に、わが国ではドイツなどの優れた木製玩具を紹介販売する輸入業者(ニキティキ)が出現、人々のヨーロッパ志向や経済的豊かさを背景にヨーロッパの木の玩具ブームが興り、海外から最高級の木の玩具がわが国に大量に輸入されたのです。当館はそれらを収集、大きなコレクションを築きました。今となっては入手不可能な貴重品が数多くあり、収集にはタイミングの重要性を痛感しています。

■それ以外にもドイツ統一前には、エアランゲン在住の古本清子様から大量にザイフェンの玩具を送っていただき、1994年2月には古本さんの尽力でニュールンベルグ玩具博物館からも招待され、ドイツ玩具の収集や事情調査のためにドイツを訪問し大きな成果を得ました。その後、ドイツ人ヒラ・シュッツェさんの協力もあり、国内屈指のドイツ玩具コレクションを形成することができたのです。

*はじめて出会うおもちゃ ~がらがら・ぬいぐるみ~

「ドイツおもちゃ紀行」開催に当たり、古本様・シュッツェ様には、改めて感謝とお礼を申し上げると共に、入手について長年にわたりご協力をいただいたアトリエニキティキの西川敏子様にもお礼を申し上げます。(井上重義)

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