春のワークショップ*「貝合わせ」 | 日本玩具博物館

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イベント

春の特別展「雛まつりとままごと遊び」関連イベント 春のワークショップ*「貝合わせ」

会期
2024年3月2日(土) 2024年3月2日(土)
会場
6号館講座室

「貝合わせ」は平安時代の貴族社会に発生し、長く受け継がれた王朝遊びのひとつです。平安時代においては、貝殻の形や色合いの美しさや珍しさを愛で、その貝殻を題材にして歌を詠じて優劣を競う遊びでした。それとは別に、一対の貝における身と蓋(ふた)を合わせる遊戯は「貝覆い(かいおおい)」と呼ばれていましたが、時代が下ると、この遊びもまた、「貝合わせ」と考えられるようになりました。貝合わせに使用する貝殻を「合わせ貝」と言います。合わせ貝は、360個もの蛤貝が一セットで、地貝と出貝に分け、それぞれ別の貝桶に収めて保存されます。

江戸時代に遊ばれた「合わせ貝」には大形の蛤貝が用いられ、金箔や蒔絵で美しく装飾されていました。これらを伏せて並べ、多くの中から、もとの一対を探す遊びが「貝合わせ」です。対になる貝を違えないところから夫婦和合の象徴とされました。大名の姫君の婚礼調度の中で、合わせ貝とそれを収めた貝桶は、最も重要な意味を持ち、婚礼行列の際には先頭で運ばれたそうです。婚礼行列が婚家に到着すると、まず初めに貝桶を新婦側から婚家側に引き渡す「貝桶渡し」の儀式が行われたといいます。

ワークショップでは、一対の蛤(ハマグリ)の貝の身と蓋(ふた)、それぞれの内側に思い思いの絵柄を描いて合わせ貝を作り、ご参加の皆さんと貝合わせをして遊びます。お作り頂いた一対の合わせ貝はお持ち帰りいただけます。

ワークショップ会場

  日時=2024年3月2日(土) 13:30~15:30
  会場=6号館講座室
  定員=20組程度(申込制)
  持ち物=筆記用具
  参加費=400円(材料費含む)
  ご参加ご希望の方は、電話(079-232-4388)、FAX(079-232-7174)、
  メール(nfo@japan-toy-museum.org) 等でご連絡ください。

<後記>
🌸春恒例となった「貝合わせ」のワークショップ、好評裡に終了いたしました。―――うらうらと春の日差しが明るい本日の午後、ご家族連れ、ご友人同士、また何度目かのご参加者など、小さなお子さんからお祖母さままで、様々な年齢層が勢ぞろいして貝殻のなかに小さな世界を描きました。おひなさま、早春の風景、花と鳥、郷土玩具・・・、思い思いの素敵な「合わせ貝」が出来上がりました。それらを持ち寄って、みんなで「貝合わせ」の遊戯を楽しみます! ――「こんなの、初めて!!」と若いお母さまたちも楽しそう…。本日の様子を画像でご紹介いたします。(3月2日記)


<その他の「雛まつり2024」関連行事>
展示解説会
  日時= 2024年2月11日(日)・2月25日(日)・3月3日(日) ・3月17日(日)
      ※各回14:30~ 45分程度
  会場=6号館特別展示室
  解説者=当館学芸員・尾崎織女
  ご参加には入館料が必要です。 

春の伝承会*「草花のおひなさま」
  日時=2024年3月30日(土) 13:30~15:00
  会場=6号館前テラス
  定員=20組程度(申込制)
  参加費=200円