日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

Language

展示・イベント案内 exhibition

イベント

新春の空を彩る日本各地の伝統凧 第38回全国凧あげ祭り

会期
2012年1月8日(日) 2012年1月8日(日)
会場
姫路公園競馬場

日時=2012年1月8日
   10:30~15:00(雨天中止)
会場=姫路公園競馬場
主催=日本玩具博物館・姫路市
後援=(社)姫路観光コンベンションビューロー

日本各地の伝統凧が新春の大空を彩る「第38回全国凧あげ祭り」を来る1月8日(日)に姫路市との共催で開催します。今回も当館では各地の凧愛好家の皆様に参加を呼びかけ、現在までに約35グループ400名の参加があります。参加者の手で北は青森から南は沖縄までの日本各地の伝統凧が大空に揚がり、大空を舞台にした日本各地の郷土凧の競演が繰り広げられます。

参加予定の凧は、青森の津軽凧(4畳)、新潟の六角凧(4畳)、東京の江戸角凧・八丈島の為朝凧、名古屋のアブとせみ凧、京の扇凧、奈良吉野の袖いか、鳴門のわんわん凧(径6m)、讃岐の釣鐘凧とごんぼ凧、愛媛県五十崎のけんか凧、山口の見島の鬼ようず(24畳大)、福岡柳川の唐傘唐人凧、長崎のハタ・島原の剣ぼうそうと鶴亀、壱岐の鬼凧、五島列島のバラモン凧、沖縄の凧などの郷土凧の他、全長35mのムカデ凧、あぼし未来倶楽部の24畳の大凧、100枚つなぎの福助やアニメの連凧、姫路城凧(6畳)、ミニ凧などですが、当日の風の状況によって揚がる凧の種類や数は変わります。今回も大空に揚がった凧の解説を当館井上重義館長が行います。


凧あげの季節でもある新春は各地で凧揚げ大会などが開催されますが、その歴史や内容から全国屈指の凧揚げ行事として広く知られるまでになり、播州路の新春行事として親しまれてきました。しかし、残念ながら、会場の姫路公園競馬場改造工事のためこの会場での凧あげは今回で最後となります。ぜひとも、ご来場ください。(2012年1月3日記)

<参加凧のご案内>
津軽凧(青森県)………東北を代表するねぶた絵が描かれた伝統の角凧。強風用で尾には荒縄が付く。大空に揚がると美しく壮観。同県出身で姫路在住の津軽凧保存会の佐藤秀典さん他が揚げられる。
鳴門のわんわん凧(徳島県)………小判型のユニークな凧。尾に太い荒縄がつき揚がれば巨大なエイが泳ぐよう。鳴門大凧保存会の皆様の手で径6m、4m、2mのわんわん凧が揚げられる。
見島の鬼ようず(山口県)………見島は萩市の沖合45kmの日本海に浮かぶ人口1200人の小さな島。この島では正月に男児誕生を祝い、鬼の顔が描かれ紅白の尾がついた「鬼ようず」が揚げられる。姫路には見島出身者を中心にした鬼ようず保存会があり、24畳大や大小さまざまの鬼ようずが揚がる。
江戸の凧(東京)………江戸時代から伝承された精緻な武者絵などが描かれた角凧や六郷とんび凧などの江戸の伝統凧が、日本凧の会京都ほかの皆さんの手で揚げられる。
白根の凧(新潟県新潟市)………江戸時代からの歴史を持つ武者絵の角凧。白根の小笠原さんが揚げられる。
今町の六角凧(新潟県見附市)………江戸時代からの歴史を持つ長さ4mの六角形の伝統凧。6月の凧合戦は日本一と称される。越後六角会の皆様の手で揚げられる。
甲州角凧(山梨県)………武者などを描いた勇壮な絵柄の凧(60×90㎝)。風林火山凧の会の皆様が揚げられる。
名古屋の凧(愛知県)………せみ凧、虻凧などを富山県射水凧クラブの皆様が揚げられる。
田原凧(愛知県)………横長のユニークな伝統凧で大空を上下左右に動く。端午の節句の凧合戦は有名。
吉野の袖いか(奈良県)………吉野地方に伝わる小袖型の凧。7mもの長い尾がついた優雅な凧でなら凧の会の皆様の手で揚げられる。
京の扇凧とミニ凧(京都府)………古の都、京に伝わる扇の形の伝統凧や、ミニ凧世界チャンピオン吉積信彦さんらによるはがき大のミニ凧も揚げられる
讃岐の釣鐘凧(香川県)………釣鐘型で武者絵の描かれた強風用の凧、うなりを揚げて大空に揚がる。
五十崎のけんか凧(愛媛県)………5月に開催される凧合戦で有名。同地出身の戸田さんほかが帆凧とも称される文字絵の角凧を揚げられる。
長崎のハタ(長崎県)………長崎名物として有名な菱形の合戦凧。長崎出身の皆様の手で大空に。例年、左右上下に大空を自由自在に駆けめぐるハタの曲技が来場者を魅了する。
壱岐の鬼凧(長崎県)………武者の上に鬼の顔が描かれた凧。凧の会風人の皆さんが揚げられる。
島原の剣ぼうそうと鶴亀の凧(長崎県)………長い荒縄が付いた強風用の凧。凧の会風人の皆さんが揚げられる。
五島列島のバラモン凧と日の出鶴凧(長崎県)………五島列島に伝わる強風用の凧、長い荒縄の尾が付き、ブンブン唸りながら上昇、大空に揚がる。
沖縄の凧(沖縄県本島及八重山)………沖縄に伝わる伝統凧でハッカクと呼ばれる八角形やこの地方独特の角凧を同地出身者ほかにより揚げられる。
百足凧………足が100本、全長35mのムカデ凧を姫路の山森啓道さんが揚げられ、例年大きな話題に。
連凧………竜の連凧、鬼ようずの連凧、恵比寿大黒の連凧、アンパンマンとバイキンマンの連凧など数百枚もが繋がった連凧が大空に揚がる予定で、例年子どもたちに大人気です。
姫路城凧………姫路城凧(6畳)を福崎町の志水洋己さんが揚げられる。

以上の他にも、地元の城北校区夢プランによる大凧や、加古川凧の会の3畳の角凧、しろまる姫の布団凧(6畳)、大鷲や隼などの鳥凧、他にもユニークな凧が例年登場します。

当日、来場者にも凧揚げの楽しさを体験していただくため、ふろしき凧や7連凧を会場で実費頒布いたしますが、それらは大凧揚げに支障のない場所で揚げていただきます。


<開催後記>

最後の全国凧あげ祭りは、2万人のご来場者に見守られ、大空に有終の美を飾ることが出来ました。全国の凧師の皆さま、ご参加下さった皆さま、長く見守って下さいました皆さま、本当にありがとうございました。
当日の模様を凧の画像でご紹介いたします。(2012年1月9日記)


当日の模様は<ブログ「館長室から」2012年1月16日>の中でご報告しています。