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館外展

「第25回なにわ人形芝居フェスティバル」***≪工房太郎と神戸人形≫コーナー協力・神戸人形展

会期
2021年4月4日(日) 2021年4月4日(日)
会場
一心寺そば・三千佛堂ロビー(大阪市天王寺区)

4月4日(日) 10:00~15:30、大阪市天王寺区の一心寺界隈から下寺町を会場に開催される「第25回なにわ人形芝居フェスティバル」に、今回、≪神戸人形≫特集が企画され、人形美術専門の工房太郎さん(=神戸人形作者のウズモリ屋・吉田太郎さん)が作品をもって参加されます。フェスティバル実行委員会からのご依頼によって、日本玩具博物館は、当館所蔵の神戸人形コレクションの中から代表作品を展示し、その歩みについてご紹介いたします。(当日は尾崎学芸員が会場へ参ります。)

人形劇団が集合する見どころ満載の催事です。感染症の再拡大が心配される日々、主催者も主演者も出来得る限りの感染症防止対策を施したうえで催事に臨んでおられますので、お近くの方々にはお立ち寄りいただきたく、またお越しくださる折には、距離を保ち、静かにお楽しみくださいますようお願い申し上げます。

公式サイトはこちら→ https://ningyoufes.jp/


<後記>
🌸コロナ感染症拡大が心配されるなか、桜を散らす雨にも負けず、下寺町から茶臼山にかけて甍を連ねる寺社仏閣を会場に、人形劇鑑賞完全予約制で「第25回なにわ人形芝居フェスティバル」が開催されました。―――三千佛堂ロビーの展示≪工房太郎と神戸人形≫コーナーへ、吉田太郎さんご夫妻とともに、神戸人形の紹介に出向いておりました。吉田さんは、人形劇用の人形たちと制作された神戸人形群を、当館は歴代の神戸人形の代表作品・約50点を展示しました。

🌸マスクで顔の下半分が隠れていても、距離をとっていても、興味津々の表情や楽しい笑顔が伝わてくるものですね。人形芝居好きの集いならでは、たくさんのキラキラしたまなざしに見つめられ、三千佛堂の仏さまに見守られて、100年以上前のお化け人形たちがいつもに増して幸せそうに見えました。

🌸いくつもの人形芝居が上演されていたのですが、三千佛堂ロビーから離れられませんでしたので、一心寺にお参りをしただけですが、25年かけてこの催事を育ててこられた主催者の丁寧なお仕事の積み重なりが伝わってきました。
気遣いのかかるなかでご来場くださいました皆さま、主催者の皆さま、吉田さんご夫妻に感謝を!! ありがとうございました。(尾崎織女)

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◆2020年の館外展
誠光社ギャラリー「世界の民芸玩具~『世界の民芸玩具』紹介展~」

◆2021年の館外展
「第25回なにわ人形芝居フェスティバル」≪工房太郎と神戸人形≫コーナー協力・神戸人形展
Ginza Sony Park*NHK Eテレ企画「DESIGN MUSEUM BOX展——集めてつなごう日本のデザイン」
堺 アルフォンス・ミュシャ館*テーマ展示「ミュシャが描いたクリスマス」「ミュシャとスラヴ民族文様」