南丹市立文化博物館・南丹市日吉町郷土資料館「戦争と南丹市~世代をこえて、伝えるメッセージ」 | 日本玩具博物館

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館外展

南丹市立文化博物館・南丹市日吉町郷土資料館「戦争と南丹市~世代をこえて、伝えるメッセージ」

会期
2012年7月14日(土) 2012年9月17日(月)
会場
南丹市立文化博物館・南丹市立日吉町郷土資料館

かねてよりお付き合いのある南丹市文化博物館より依頼を受け、今夏、同館で開催される「戦争と南丹市~世代をこえて、伝えるメッセージ」と題する企画展に昭和10年代の玩具資料を出品しています。企画展内容に合わせて、出品資料の選定を行い、夏休みの始まりを前に、担当学芸員立ち合いのもと、搬出作業を行いました。

出品している昭和10年代の玩具(一部)

以下は、南丹市立文化博物館・南丹市日吉町郷土資料館の本展についてのご案内です。

      戦争を知らない世代は、今日の平和な生活をあたりまえのように
     感じているかもしれません。ですが、今から67年前まで日本で戦争
     が行われていたことは事実であり、今もなおその傷跡は多くの人々
     の心に刻まれています。とは言っても時が経つにつれて、人々の意
     識が薄れてきている感は否めません。また、実際に戦争を体験され
     た方々の話を直接うかがうことが難しくなってきており、戦争体験
     者と戦後の世代がコミュニケーションをとることができる時間を考
     えるとき、その残された時間の大切さは計りしれません。 
      しかし、展示会などで戦争をテーマに取り上げる場合、思想や感
     情などにより冷静さを失ってしまうことがあります。当時、日本の
     国家が行った戦争を大きな視点でとらえることは、社会の流れを理
     解する上で重要となりますが、この展示会では、地域や個人にとっ
     て戦争はどういうものであったのか、身近な視点から戦争を考えて
     いきたいと思います。また、当時の様子を伝える展示品を通して日
     本が行った戦争について自ら考える場となるよう工夫を行い、平和
     を願う市民の心を永く後世に伝える一助となれば幸いです。

     会期=2012年7月14日~9月17日
     会場=南丹市立文化博物館・南丹市日吉町郷土資料館
     ●主催=南丹市立文化博物館南丹市立日吉町郷土資料館


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◆2011年の館外展
群馬県立絹の里「ちりめん細工の美~四季の傘飾りを中心に~」
みやざき歴史文化館「遊びの世界へようこそ」
北九州市立小倉城庭園「クリスマス ~喜びと祈りのかたち~」

◆2012年の館外展
群馬県立日本絹の里「押絵の世界 ~日本伝統の手しごと展」
茨城県自然博物館「不思議いっぱい!貝たちの世界~蝸牛から烏賊・蛸まで~」
南丹市立文化博物館・南丹市日吉町郷土資料館「戦争と南丹市~世代をこえて、伝えるメッセージ」
福井県立歴史博物館「玩具の100年~明治・大正・昭和~」
日本・モンゴル民族博物館 「ちりめん細工の世界」
丸亀市立資料館 かわいい・たのしい・なつかしい「おもちゃ百貨展~明治・大正・昭和から~」
プロヴァンス自然史博物館「JAPON~la passion des insectes~」

◆2013年の館外展
北九州市立小倉城庭園 「子どもの晴れ着とちりめん細工」
八戸市博物館「世界の鳥のおもちゃ」