日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

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展示・イベント案内 exhibition

特別展

日本玩具博物館の雛まつり 「江戸から昭和のお雛さま」

会期
2005年2月5日(土) 2005年4月12日(火)
会場
6号館

500組をこえる日本玩具博物館の雛人形コレクションの中から、様々な時代や地域の雛人形を取り出して紹介する試みは春の恒例展となりました。江戸時代の資料が充実してきた本年は、雛飾りに表現される時代色に着目し、江戸中期から昭和中期までの雛飾りの移り変わりを約30組の資料によって展観いたします。

雛飾りに人形や諸道具を飾るための雛段が見られるようになったのは江戸時代のこと。初期の頃は、毛氈の上に内裏雛だけを並べ、背後に屏風を立てた平面的な飾り方でしたが、雛祭りが盛んになるにつれて、雛人形に付随する添え人形、諸道具類も賑やかになり、雛段の数も次第に増えていきます。

貞享頃(1684~1688)の上巳節 『日本歳時記』より 
天保頃(1831~1845)の雛まつり 『風流古今十二月ノ内 弥生』(香蝶楼国貞画)より

そうして江戸を中心に「段飾り」が発展する一方、上方では館の中に雛人形を飾る「御殿飾り」が優勢でした。御殿飾りは明治・大正時代を通じて京阪神間で人気があり、戦後には広く西日本一帯で流行しましたが、昭和30年代には百貨店や人形店などが頒布する一式揃えの段飾り雛に押されて姿を消し、今ではもう見かけることがありません。

本展では、江戸中期頃から明治・大正時代を経て、昭和時代に爆発的に普及を果たした雛飾りのあり様を、時代を代表する資料によってたどります。各時代の雛人形や諸道具の背景に漂う人々の夢や憧れについて思い巡らしながら、日本玩具博物館の雛まつりをお楽しみ下さい。

展示総数 50組

享保雛(江戸後期)
古今雛(江戸後期)
京阪の古今雛(江戸末期)

 
ランプの家には、昭和初期の段飾り雛とともに、福岡県柳川市に伝わる桃の節句のつるし飾り「さげもん」(昭和30~40年代)とともに、当館ちりめん細工の会会員の手による輪飾りを華やかに展示しています。


<展示解説会のご案内>
下記の日程、展示室において解説会を開催します。日時を合わせてご来館下さい。
  日時=2月6日(日)・20日(日)・27日(日)・3月6日(日)・13日(日)・20(日)
      各日 14:30~