日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

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展示・イベント案内 exhibition

特別展

春の特別展 「江戸から昭和のお雛さま」

会期
2003年2月8日(土) 2003年5月20日(火)
会場
6号館
京阪の芥子雛(江戸後期)

桃の節句に、美しい衣装をつけた雛人形が飾られるようになるのは江戸時代こと。初期の頃は、毛氈の上に紙雛と内裏雛だけを並べ、背後に屏風を立てた平面的な飾り方で、諸道具類も数少なく簡素かつ自由なものでした。雛祭りが盛んになるにつれて、雛人形やそれに付随する添え人形、諸道具も賑やかになり、雛段の数は次第に増えていきます。関東の段飾り隆盛に対し、京阪では、江戸時代の終わりに御殿飾りが登場します。京都では雛人形を飾る館を御殿といい、その中に一対の雛を置く形式を御殿飾りと呼び習わして、昭和30年代まで西日本一帯で流行しました。

明治時代に入ると新政府が発した「五節句廃止令」を受けて、一時、雛飾りは衰退しますが、明治30年代には都市部を中心に名工の手により大型の雛飾りが作られて繁栄を見ます。大正時代になると、百貨店などで組み物販売が始まり、添え人形や道具なども次第に様式化の道をたどります。そして、雛飾りの様子が大きく変わるのは戦後のこと。特に、昭和30年代にはプラスチック製の雛人形が大量生産され、それまで裕福な階層のものであった雛飾りが、広く一般家庭へと普及していくのです。

本展では、約50組の雛人形と諸道具を時代ごとに展示し、江戸・明治・大正・昭和の雛飾りの移り変わりと時代の特徴を追います。各時代の特徴ある雛飾りの数々をお楽しみ下さい。

展示総数 約50組850点

<立ち雛>
<大正から昭和時代の雛人形>


<展示解説会のご案内>

展示中の雛人形や雛道具の中から代表的な資料をとりあげ、雛飾りにおける時代の移り変わりや関東と関西との節句文化の違いについてお話しします。
  日時=2月11日(火/祝)・16日(日) 14:00~
     2月23日(日)・3月9日(日) 11:30~/14:00~
     3月21日(金/祝)・30日(日) 14:00~