日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

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今月のおもちゃ Toys of this month

2011年9月

「ラフィア細工のワオキツネザル」

  • 2000年代
  • マダガスカル/ラフィア(ヤシの葉)

 今月は現在開催中の世界の動物造形展のアフリカコーナーよりラフィア細工のワオキツネザル(マダガスカル)をご紹介します。

 大昔に大陸から離れたマダガスカル島にはアイアイやカメレオンなどの固有種も多く残されています。ワオキツネザルもその一種で、顔が白く、目の周りと鼻が黒、白と黒の縞模様の長い尻尾が特徴の霊長目キツネザル科に属する動物です。

 ラフィアとはマダガスカル原産の植物であるラフィア椰子の葉を加工し、取り出した繊維のことをいいます。アフリカ大陸の南東・インド洋に浮かぶマダガスカル島は、農業を主産業とし、繊維産業の輸出が多く、水に強いこの繊維を使用した籠やバッグ、帽子などが作られています。

 ラフィア細工のワオキツネザルはその土地原産の素材で作られた固有種の動物造形であり、地域色のよくでた作品です。