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お知らせ*6号館東室の<子どもたちの晴れ着~祝い着のなかの招福のデザイン~>も出来上がり、明日2月6日より全館の展示をご覧いただけます!
●本日、6号館東室の展示「子どもたちの晴れ着~祝い着のなかの招福のデザイン~」も出来上がりましたので、明日2月6日より、全館の展示をご覧いただけます!
●赤ん坊が誕生し、無事に生後1ヶ月を迎えたことを産土神(うぶすなのかみ)に感謝し、神の加護を願う初宮参りの祝い着、生後百日目に行われる食い初めの儀礼用の祝い着、さらに桃の節句や端午の節句やなどを祝う晴れ着には、魔よけや招福を意味する文様や四季の花々、子どもたちの好きな玩具や人形があしらわれて、いずれも愛らしく華やかな雰囲気をもっています。
●「初宮参りの祝い着」「儀礼や節句の祝い着」のコーナーでは、着物に加え、乳児の帽子や涎(よだれ)かけ、守り袋や巾着を展示します。「ちりめんと着物のデザイン」のコーナーでは、「花鳥草木」「吉祥」「器物」「玩具」の項目で、子どもの祝い着に見られる絵柄の特徴を紹介し、江戸末期から明治・大正時代のちりめん細工に見られる題材との共通性を探ります。
●晴れ着に用いられたデザインや細部にほどこされた魔よけの造形を通して、子どもの成長と幸福を願った祖先の心情や日本伝統の美意識にも触れていただければと思います。西室の「雛まつり~美しき古雛たち」と合わせてお楽しみください!
「雛まつり~お雛さまと子どもの晴れ着~」 | 日本玩具博物館