日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

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学芸室から 2017.07.30

<KIITO便りNo.4> 7月の「TOY & DOLL COLLECTION」

KIITO受付に展示していた七夕の傘飾り

受付では七夕のつるし飾りが揺れた7月。ほとんど雨が降らなかった梅雨もいつの間にやら明けてしまい,神戸も夏に突入です!開港150周年の夏,神戸港では7月15日から8月6日まで「海フェスタ神戸」が開催中です。「港がつなぐ 海 ひと 未来」をテーマに神戸港周辺でさまざまなイベントや企画が予定されています。この「海フェスタ神戸」に伴い,期間中(7月15日から8月6日まで),「TOY & DOLL COLLECTION」を含む,神戸港と神戸文化の企画展「神戸・みなと・時空」は入館料無料でご覧いただけます。土日祝はメリケンパーク,ポートターミナルとKIITOをつなぐ無料シャトルバスも運行中です。夏の神戸港をめぐり,「TOY & DOLL COLLECTION」で神戸人形,日本と世界のおもちゃ文化を楽しむ神戸1日コースなんてどうですか(o^^o)

夏休みに入ると,親子連れや子どもたちの来館も増えてきています。おもちゃづくりでも工作好きな子どもたちの個性豊かな蝶々や鶏が生まれています。先日は学童保育の11人の小学生が指導員の先生とともに来てくれました。コマに夢中な子もいれば,神戸人形に興味津々の子もいて,夏休みのおもちゃづくりに来たい!と言ってくれる子も。元気がありあまっている子どもたちに,折り紙の凧を渡すとKIITO内を駆け巡ってくれました。わたし自身も小学校6年間,放課後は学童保育でよく遊んで学んできたので,この子どもたちの元気さとたくましさが懐かしく,眩しく感じました。

また,団体さんのご来館も。福祉施設の方々が20名ほどずつ3日間にわたっておこしくださいました。初めて神戸人形を目にする方ばかりで,神戸人形のモチーフとからくりのおもしろさにみなさん子どものようにとても喜んでくださいました。最初に入口のウェルカム神戸人形で「この子のことご存知ですか?」と聞くと「くまモン?」なんて声や,首が伸びる神戸人形をお見せしながら「作り始めのころは何と呼ばれていたのでしょうか?」と尋ねると,「亀よ!亀人形じゃない?」と思わずなるほど!とうなずいてしまう答えをくださったりとわたしにとっても楽しいひと時でした。

神戸市立盲学校高等部のみなさんもおこしくださいました。郷土玩具から近代玩具への素材,動力の移り変わりを実際におもちゃに触れて,聞いて,見ていただくとともに,鳴く鶏のおもちゃづくりに,鳥笛の即興演奏と,盛りだくさんの内容でたっぷり1時間半を過ごしてくださいました。最後に代表の生徒さんから「郷土玩具が身近な素材で作られていたことが興味深く,神戸人形の面白さが心に残りました」という嬉しい言葉と素敵な笑顔をいただきました。おもちゃ文化のおもしろさを実物資料を通してを感じとってくださった生徒さんたちに尾崎学芸員とともにとても感激いたしました。

毎週日曜日の神戸人形の展示解説も夏休みに入り,より多くの方にご参加いただいております。また,展示品ひとつひとつに一歩ふみこんで,ぞの造形や素材,歴史に興味を持っていただけるようなワークシートもご用意しております。ワークシート片手に展示室を巡ってみてください。さらに「夏休みおもしろおもちゃづくり」も開催いたします。7月29日(土)・8月5日(土)・8月12日(土)・8月26日(土)の4日間。工作好きな子どもたち,手作り好きな大人のみなさまのご参加お待ちしております!来館してくださったみなさまがそれぞれの「TOY & DOLL COLLECTION」の楽しみ方を見つけてくださると嬉しく思います。 (原田悠里)

4回のおもちゃづくりがありますよ~

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