日本玩具博物館 - Japan Toy Musuem -

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学芸室から 2020.03.12

1号館を常設展示にリニューアル中

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、臨時休館中の当館では、常設展リニューアルのため、第二弾の展示替えを行っています。いつもなら休館日の水曜日の前夜から、タイトなスケジュールで作業を行い、木曜日の朝には何もなかったかのように、ご来館者をお迎えしているところ、今回は、臨時休館中のため、落ち着いて念入りに作業が出来ています。―――こんなことは、玩具博物館始まって45年――初めてのことです。

1号館のぞきケースにメンコとおまけを時代を追って展示中/画像背景のウォールケースは平成時代の玩具を展示しています。
おまけの玩具を展示中~大正時代から平成時代まで


常設展リニューアル第二弾は「日本の近代玩具のあゆみ・Ⅱ~昭和・平成~」。先月、2号館に明治、大正、昭和初期、10年代、20~30年代・・・と歴史の歩みを追って玩具を展示いたしましたが、そのあとの時代――昭和40年代、50~60年代、平成前期、後期――の玩具を1号館に広げています。

安心して皆さんが訪ねて下さる日が早くやってきますように、笑い声と楽しい会話がいつも聞こえる玩具博物館に戻れますように・・・と願いながら、心を込めて作業中です。展示が出来上がりましたら、当ホームページ「展示・イベント案内」にて詳しい内容をご紹介いたします。

当館の庭では、土佐水木が黄色い花を利休梅が白い花を咲かせ始め、よい春が訪れています。

(学芸員・尾崎織女)

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