展示・イベント案内
exhibitionクリスマスオーナメントのワークショップ*1 ツリー飾り*毛糸細工の太陽を作ろう!
- 会期
- 2023年12月9日(土) 2023年12月9日(土)
- 会場
- 6号館2階講座室
*メキシコ・ナヤリト州に居住するウィチョルの人々の間には「オーホ・デ・ディオス(神の目)」と呼ばれる毛糸細工のオーナメントが伝承されています。子どもたちが健康に育つことや、食べ物を充分に得て生活が成り立っていくことを願って祭礼時の空にかかげられるもので、夏秋の特別展「メキシコと中南米の民芸玩具展」に関連したワークショップで取り上げました。
*一方、バルト三国のひとつ、ラトビアのクリスマスに飾られる「サウリーテ(太陽)」は、「オーホ・デ・ディオス」と共通性をもつ造形です。今冬のワークショップでは、冬至を過ぎて生まれ変わる太陽を讃える喜びのオーナメント・サウリーテを作り、講座室の窓を飾ります。作品はお持ち帰りください。
*申し込み制です。電話やメールなどで早めにお申し込みください。
●日時=12月9日(土) 13:30~15:00
●会場=6号館2階講座室
●指導=当館学芸員
●参加費=500円
●持ち物=ハサミ(毛糸や糸が切れるもの)
●定員=20名程度
<後記>
*12月上旬にして、燦燦と太陽が降り注ぐ午後、恒例のクリスマスワークショップを開催しました。
*サウリーテの軸となる「+」「*」は、ともに❝車輪のスポークの形❞を介して、太陽を象徴する造形です。車輪が太陽の姿を表すものと考えられてきたからでしょう。冬至を過ぎて生まれ変わる太陽を讃えるオーナメントととして、窓飾りやツリー飾りにも!
*参加者それぞれ、好みの毛糸を用いて、サウリーテを製作。夢中で編んでいる時間、それぞれにいい表情をなさっておられます♡本日の様子を少しですが、画像でご紹介します。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
<その他のクリスマス展関連催事>
*ギャラリートーク(展示解説会)* 自由参加制(入館料が必要)
*クリスマスワークショップ*麦穂とハートのオーナメント
※申し込み制(定員12名)
麦穂にはその年の麦を実らせた穀物霊が宿るとされる伝承がヨーロッパ各地にあり、クリスマスに登場する麦わら細工には新たな年の豊かな実りへの願いが込められるといわれます。スイスなどの伝統的なオーナメントを参考に麦穂とハートのオーナメントを作り、皆で窓辺に飾り付けます。作品はお持ち帰りください。
●日時=12月10日(日) 11:00~12:30
●会場=6号館2階講座室
●指導=当館学芸員
●参加費=400円(館内見学には、別途入館料が必要です)
*クリスマス絵本朗読会* 自由参加制(入館料が必要)
クリスマス人形やクリスマス飾りが登場するクリスマス絵本の世界を、倉主真奈さんの朗読とともにご案内します。下記の日時、6号館特別展示室へお集まりください。
●日時=12月17日(日) 13:30~ /15:00~
●会場=6号館特別展示室