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お知らせ*ブログ「学芸室から」、「今月のおもちゃ・7月」—七夕飾りについてお話ししています
*新暦7月7日、七夕の星まつりの日が近づきました。
ランプの家には、京都の紙衣を笹に吊るして飾っています。京都の町家には裁縫教育の一環として、女の子たちが手縫いした紙衣の「七夕さん」が伝わっています。七夕が近づくと、専門業者が着物の型紙を色刷りにした紙を売り、毎年、女の子たちはこれを求めて手作りし、裁縫の上達を願いました。出来上がった「七夕さん」を箪笥に入れておくと、着物が増えるとの言い伝えも残されています。
*ランプの家に飾った「七夕さん」は、2000年に開催された京都文化博物館の「京の五節句」展において、学芸員の石沢誠司さんが企画され、江戸末期の資料をもとに、和紙の専門店・楽紙館が復刻されたものです。京都らしくとても優美な紙衣です。
*ブログ「学芸室から」ならびに「今月のおもちゃ・7月」では、播磨や但馬の「七夕さんの着物」について、お話ししています。ぜひ、ご一読ください。
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