春の花に囲まれ、春爛漫の季節です。 | 日本玩具博物館

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館長室から 2018.04.07

春の花に囲まれ、春爛漫の季節です。

当館の庭とその周辺には、桃の花・利休梅・遅咲きの桜と椿の花などが一斉に花開き、春爛漫の季節を迎えました。この季節、例年申し上げているのですが4号館の窓から見る景色が最高なのです。東の窓には真っ白な利休梅の花が広がる光景が、北の窓からは優雅な遅咲き桜の普賢象が。西の窓からは真っ赤な八重の桃の花が、そして南の窓からは美しく豪華な桜・関山が眼の前に広がります。15日頃まで楽しめるのではないでしょうか。4号館の2階は世界の玩具と人形の展示ですが、珍しい世界各国の玩具と人形だけでなく、皆さんは窓の外に広がる、春の花々との思いがけない出合いに感動されるのです。

4号館2階の東の窓から見える利休梅
4号館2階の西の窓から見える桃の花


6号館で15日まで開催中の「雛まつり~江戸から昭和、雛の名品」も、江戸期や明治期の立派な雛人形の数々と出合うことができ、皆さまからこんな素晴らしいひな人形展をみるのは初めてです。とうれしいお言葉を再三いただいています。


東京のたばこと塩の博物館での「ちりめん細工の今昔」展も明日8日が最終日です。このところ連日、400~600人もの方が来館されているとお聞きしていますが、見学された何人もの方から、素晴らしい展示で感動しましたとの嬉しいお便りを再三賜っています。私は撤収作業もあり、8日の正午過ぎにたばこと塩の博物館を訪れますが、最終日に皆さまのお声がお聞きできることを楽しみにしています。展示物の多くは再度、4月28日~10月8日まで当館6号館で開催される「ちりめん細工研究会30周年記念展*ちりめん細工の今昔」に展示されますが、今春出版された「季節のつるし飾りとちりめん細工』に掲載された作品の数々が初公開されます。

(館長・井上重義)

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