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学芸室から 2015.01.31

目黒雅叙園「百段階段雛まつり」

目黒雅叙園百段階段「静水の間」に江戸後期の古今雛を展示

蝋梅に続いて万作が開花し、ひと雨ごとに春らしさを増す昨今です。インフルエンザが流行しているようですが、お元気でお過ごしでしょうか。私どもの館のスタッフは幸い風邪もひかずに元気で頑張っております。

東京目黒雅叙園の「百段雛まつり~瀬戸内ひな紀行~」は去る1月23日に無事オープンし、そのオープンを見届けて帰館いたしました。七つのお部屋の雛人形たちは、連日、何百人ものご来場者をお迎えしているようです。

「百段雛まつり」―――私たちが担当したのは、三つのお部屋の展示、それから正面玄関のお出迎え展示です。3日間ほどの展示作業、それから内覧会を経てオープンというスケジュールで滞在していましたが、没頭している時間が濃密であるせいか、館を出発してから1ヶ月ぐらい経ってしまったような感じがしています。よく動いてくださるスタッフさんに支えられての展示作業でしたが、百段階段の一番下にある「十畝の間」と一番上にある「頂上の間」を行ったり来たりするものだから、山登りしたあとみたいに足がつっぱってしまって…。“百段階段ダイエット”かな?!


岡山県児島の野崎家の日本最大級の享保雛や広島県KIコレクションの立派な次郎左衛門雛、また兵庫県西宮の白鹿記念酒造博物館の小さな京雛の段飾りなどと並んで、当館の資料が雛まつりに参加させていただいていること、とても喜ばしく思います。美術装飾がほどこされた昭和初期の御座敷でご覧いただく雛の姿は、館の展示ケースの中でご覧いただくのとはまた違った情趣がありますので、ぜひ脚をお運び下さいませ。

会期終了は3月8日。後半になると例年、ご来場者が倍増するようですので、冷たい風が吹く時期ですが、お早めにお出かけ下さい。また、展示会場は保存上の措置から暖房がとまっておりますので、脚元を暖かくしてご訪問いただければ幸いです。(尾崎織女)

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