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2022.08.07

*ランプの家の七夕飾り2022

今日は月遅れの七夕でしたね!
当館のランプの家には、スタッフと子どもたちの手によって、今年も播磨地方らしい七夕飾りが立ちました。


播磨灘沿岸地方では2本の笹飾りの間に渡した竹に「七夕さんの着物」を並べて、一生着るものに不自由しないようにと願われますが、香寺町などの農村部では、そこに茄子や胡瓜、ササゲ、枝豆、柿、ホオズキなど、秋の実りを表す野菜を取ってきて、それぞれ一対につないだものをつるし、天の二星に豊作を祈願します。ランプの家の七夕飾りは、その二つの合体型です!

昨夜から今朝にかけて、播磨地方も、時折雨がふる空模様でしたが、七夕さんは巡り合えたでしょうか。桃の節句や端午の節句の人形飾りとは違って、七夕飾りは自然物中心の束の間の飾り物。その刹那的なはかなさがよいのかもしれません。皆さんの七夕への願いがどうぞ聞き届けられますように。


播磨地方の七夕飾りについて、ご興味を持たれた方は過去の記事も合わせてご覧ください。
<年々の七夕飾り>
  2021年→   2020年→   2019年→   
  2017年→   2014年→
<播磨地方の七夕飾りについてのブログ>
  見学レポート<生野の七夕まつり>2008年7月7日→
  見学レポート<姫路市東山の七夕まつり訪問>2008年8月8日→
  <播磨の七夕飾り、復活を期して>2021年7月5日→
  <月遅れの七夕~姫路市大塩町・高砂市曽根町の旧入江家住宅~>2021年8月9日→