タグ「世界のクリスマス」のブログ blog
手作りのクリスマスオーナメント*その4―麦わら細工のモビール
◆「世界のクリスマス展」会場に入ると、しばし天井を見あげて「きれいやね…」とつぶやかれる来館者の声が聞こえます。天井を厳かな光ととも揺れ動くいくつもモビール―――バルト海沿岸諸国に伝わる麦わら細工です。 ◆フィンランドの...続きを読む

手作りのクリスマスオーナメント*その3―麦わら細工・光をいただく天使
●パンが主食の国々において、小麦やライ麦、大麦などの麦は、いうまでもなく農耕の中心をなす重要な作物です。かつては、麦を収穫したあとに残される麦わらには、実りを司る穀物霊が宿っていると考えられ、一年の節目にあたるクリスマス...続きを読む

手作りのクリスマスオーナメント*その2―スパイスクッキー
●ガラスや木や陶器などから作られたツリー飾りを見慣れていると、お菓子や食べ物がツリーに飾られるというのは、とても新鮮でめずらしいことのように思われます。けれど、近世後期のドイツでモミの木に飾られていたのは、今日のような民...続きを読む

手作りのクリスマスオーナメント*その1―木の実を使って
●ヨーロッパの人々は紀元前の大昔から森の恵みを受けて暮らしてきました。特にハシバミやミズナラなどが落とす木の実は、数千年の長きに亘って貴重な栄養源だったといわれています。クリスマス前夜、炉でそうした樹木の丸太を燃やす行為...続きを読む

玩具博物館のクリスマス・アドベント・その3
*12月4日の聖バルバラの祝日にお皿にまいた大麦は、小さな芽から葉をのばし、青々とした若葉が育っています。冬至に向かって日照時 間がどんどん短くなる季節に小さな生命の不思議を見守るというのはとてもいいものですね。この苗た...続きを読む

ギリシャの「クリスマス・ボート」
*ギリシャのクリスマス飾りΠλοίο των Χριστουγέννων<クリスマス・ボート>が届きました!! *海洋国・ギリシャでは、クリスマスに船の模型を飾る習慣があります。島々において、長い航海に出ている父親がクリ...続きを読む

メリークリスマス!&よいお歳を
*色とりどり美しかった木の葉が散り、午後ともなれば曇りがちな日々、皆さまにはお元気でお過ごしでしょうか。 *日本玩具博物館はクリスマスシーズン真っただ中とあって、連日、クリスマス展見学を目的とした皆さまをお迎えしていまし...続きを読む

<開催後記>クリスマスのワークショップ*「麦わら細工・光の天使」「フェルト布とビーズのオーナメント」
*クリスマスアドベント(待降節)が始まり、今年も展示品のなかからオーナメントをとり出して、造形の意味を考えながら再現的に作ってみる2回のワークショップを開催しました。 麦わら細工・光の天使~スイスの天使を参考に~ *1回...続きを読む

憧れのヘクセンハウス!
*朝夕はぐんと冷え込むようになり、玩具博物館の庭の樹木の紅葉、黄葉が美しい季節です。本日よりクリスマス・アドベント(待降節=クリスマスを待つ時節)を迎え、当館恒例 の「世界のクリスマス展」をお訪ね下さる方々で館内はとても...続きを読む

クリスマスの贈りもの
*12月25日を過ぎると、急に歳末ムードが漂ってきます。けれど、キリスト教世界において、クリスマスは12月25日から1月6日までの12日間をさしており、この間、「キリスト降誕人形」や「クリスマスツリー」などもそのまま部屋...続きを読む

バックナンバー
年度別のブログ一覧をご覧いただけます。