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blog戦前・戦中、日本人が蒐集した中国玩具~「中国民衆玩具の世界展」より
*1910年代から40年代、清朝崩壊から日中戦争(中国では「抗日戦争」)へと続く時代、中国民衆玩具の蒐集家のなかでは須知善一(1897-1982)の業績が突出しています。仕事で訪れた中国で、民衆が作る玩具と出合い、興味を...続きを読む
「布老虎」を作る~「中国民衆玩具展」より
❁日中の日盛りはまだまだ真夏のような暑さですが、陽ざしの色が黄色くなり、夕刻には虫の音が高く聞こえるころとなりました。今年の館の庭は、ヤブランが繁茂し、紅白のミズヒキソウや朱色のノカンゾウを盛り立てるかように、あちらこち...続きを読む
「麺花」~「中国民衆玩具の世界展」より
❁暑中お見舞い申しあげます。早々と梅雨が明けたと想えば、夏土用を前に梅雨前線が戻ってきたとか。三連休中日の今日も、思いがけない驟雨に見まわれる一日となりました。当館の周囲のクスノキやセンダン、ヤマザクラやクヌギ、アベマキ...続きを読む
『中国民衆玩具ー日本玩具博物館コレクション』出版へ
●昨夏より心を傾けて準備を進めてきた書籍『中国民衆玩具―日本玩具博物館コレクション』(当館学芸員・尾崎織女著/高見知香写真/軸原ヨウスケ企画デザイン)の出版準備が整い、7月上旬、大福書林より刊行される運びとなりました。 ...続きを読む
コロナ禍での当館の状況と「中国民衆玩具の世界」展に向けて
■「館長室から」の投稿が昨年の12月4日以降、アップすることができないままに現在まで来ました。本当に申し訳ありません。私は今年の1月25日で満83歳になりました。3年前に左足の関節の手術のために約3週間入院し、人工骨に取...続きを読む
活気が戻ってきた講座室
●野山の新緑がどんどん深さを増し、陽ざしが眩しい季節を迎えました。新型コロナウィルス感染症とのお付き合いもはや2年半近くが経過し、様子をみながら、おそるおそる、お人が集う活動が社会に戻り始めた昨今です。日本玩具博物館でも...続きを読む
高校授業出張「ちりめん細工」講座について
◆ひと雨ごとに暖かくなり、春の訪れを感じる頃となりました。当館の庭には、トサミズキやサンシュユの黄色い花、ハクモクレンの白い花、コブシの淡桃色、ツバキの赤色や白色、桃色など色とりどりの花木が次々と咲き始めました。 ◆一昨...続きを読む
春の取り組み*中国民間玩具の撮影作業~出版予定の書籍のために
●●1月中旬以降、様々な企画仕事や「雛まつり展」への展示替え作業、また貸し出しのための調査応対などが数珠つなぎになっていて、日々、目まぐるしく過ごすうち、新暦桃の節句も過ぎてしまいました。その間、ブログ更新が滞り、いろん...続きを読む
クリスマスから新年へ
●あけましておめでとうございます。皆様には明るく穏やかなお正月をお迎えになられたことでしょう。当館では、壬寅歳を祝う「虎の郷土玩具展」や、正月遊びの友であった独楽や凧、羽子板を紹介する常設展を開催しているほか、展示室に播...続きを読む
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