ブログ
blog玩具文化へのまなざし――開館47年目の深秋に思うこと
*先日の雨でぐんと気温が下がり、庭の紅葉黄葉の色が深まりました。「世界のクリスマス展」会場にはキリスト教系の幼稚園からの来館が相次ぎ、また、コロナ感染状況がおさえられていることから、「やっと訪ねることが出来ました」と来場...続きを読む
「虎の郷土玩具展」~長尾善三コレクション、三度目のお出ましです!
●来年の干支「壬寅」を記念して、本日、1号館の冬の企画展「虎の郷土玩具」をオープンいたします。展示品のほとんどは、戦前に「日本一の虎玩具蒐集家」と呼ばれた故・長尾善三氏のコレクションです。今回は、1997年、さらに201...続きを読む
「世界のクリスマス展2021」
●今冬、37回目となる「世界のクリスマス展」は、北欧の国々(ノルウェー・フィンランド・スウェーデン・デンマーク)やバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)のクリスマス飾りをとり上げました。テーマを「甦る太陽の光と希...続きを読む
嬉しい2つのニュースです
◆秋たけなわの季節になりましたが、コロナ禍により来館者が激減。入館者数が1日に10名もない日が続き、9月はゼロの日がありました。そんな厳しい状況下にある当館ですが、当館の出版活動に対して嬉しいニュースが2件ありました。 ...続きを読む
郷土玩具の世界を若い人たちに
●去る9月9日と14日は、当館が位置する姫路市香寺町内の県立高校よりお招きを受け、高校3年生の授業にお伺いしました。テーマは、江戸時代後期の庶民層に親しまれた玩具(当時は「手遊び」「もちゃそび」「手守り」などと呼ばれてい...続きを読む
みちのくの郷土玩具への温かなまなざし
●昨日は、さる雑誌社の編集部の方が「木地玩具」の取材にいらっしゃり、非常に楽しく、東北地方や小田原地方などに伝わる品々の成り立ちを取材していかれました。―――「木地玩具」とは、木地師がろくろを用いて作る木の玩具をさし、東...続きを読む
当館でないと観られない、驚きのユニークな展示物のいろいろ
■去る7月の「館長室から」で、当館でないと観られない展示として「神戸人形」と「世界の船」の特別展を紹介しましたが、同展に展示中の沖縄の昭和初期の「ヤンパル船」の画像が、驚いたことに、日本博物館協会の機関誌「博物館研究」9...続きを読む
月遅れの七夕~姫路市大塩町・高砂市曽根町の旧入江家住宅~
★月遅れの七夕を皆さまはいかがお過ごしでしたか?――当館では8月5日、ランプの家の床に淡島寒月翁の七夕の掛け軸と❝京都の七夕さん❞、縁側には今年も市川沿岸沿いの村々に点在して伝わる七夕飾りを立てました。ささやかですが、伝...続きを読む
播磨の七夕飾り、復活を期して
★新暦七夕が近づきました。かつて銀山で栄えた兵庫県朝来市生野町(但馬地方)のご家庭では、七夕に裁縫の上達を願い、千代紙を切って「七夕さんの着物」が飾られます。コロナ禍中ですが、今年も準備をなさっておられるでしょうか。身丈...続きを読む
当館でないと観られない2つの特別展—— 「神戸人形賛歌」と「世界の船の造形」
■当館は緑の樹木に囲まれた白壁土蔵造りの6棟の建物から構成され、館内に入ると懐かしい玩具の数々や、初めて出会う珍しい玩具や人形がずらりと並び、皆様から「こんなに素晴らしい博物館だとは思ってもみませんでした」と、嬉しいお言...続きを読む
バックナンバー
年度別のブログ一覧をご覧いただけます。