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blog世界のクリスマス飾り展~描かれたクリスマス・その1~
*玩具博物館の庭ではサンザシやサンシュユが赤い実をつけ、いつの間にか秋も深まりを見せ始めました。雨降りの週末、恒例の世界のクリスマス展も始まったわが館へ、今日は多くの家族連れが入館下さり、笑い声の絶えない賑やかな一日とな...続きを読む

播州の祭り屋台のこと
■当館が所在する播州地方では10月初旬から月末にかけて各地で秋祭りが開催され、太鼓の音が響きます。祭りには氏子たちが町内毎に、太鼓と太鼓を叩く乗り子を乗せた「屋台」と呼ばれる太鼓台を担ぎ出し、太鼓の音と掛け声にあわせて大...続きを読む

中南米のアルマジロ~世界の動物造形展より~
◎萩や彼岸花、紅白の水引草が揺れる館の庭には、爽やかな風にのって金木犀の香りが漂い始めました。玩具博物館では、地元周辺の小学校から校外学習の小学生たちをお迎えする季節です。子どもたちは、ややもすると、玩具に触れて遊べる二...続きを読む

<見学レポート>宮島の八朔行事「たのもさん」
◆皆様が住まわれる地域では「八朔(はっさく=八月朔日、つまり八月一日)」の節句を祝われますか? 日本各地、特に瀬戸内海沿岸地方では、“たのもの節句”と呼ばれる八朔行事が古くから行われてきました。“たのも”とは、「田の面」...続きを読む

『ふるさと玩具図鑑』が出版されました
■9月が近づくと暑さも和らぎ、ヒグラシの鳴き声が聞こえてきます。館長室の東に広がる田にも稲穂が実り、ひと足早く秋の訪れを感じます。■前号の<ブログ「館長室から」>でもお知らせしましたが平凡社から発行の『ふるさと玩具図鑑』...続きを読む

プレイコーナー便り
◎当館には2か所のプレイコーナーがあります。一つはコマやけん玉、輪抜き達磨やはしご達磨など、日本の伝承玩具に触れる場所、もう一つは ドイツやフィンランド、チェコやスペインなど、ヨーロッパの木製玩具で遊べる部屋です。後者に...続きを読む

牛のおもちゃ、日本・スイス~世界の動物造形展より~
■数年前の夏、日本海に浮かぶ隠岐島の久見地区に伝承される星まつりを見学に出かけたのですが、その折、隠岐郷土館で素朴な郷土玩具に出合いました。「ばっこ」と呼ばれる牛の玩具で、カエデやツバキやマツや…身近にある様々な木の枝分...続きを読む

二つの嬉しいニュース
■猛暑の日が続きます。庭にはオハグロトンボが優雅に飛びかい、今年はせみが異常繁殖しているのでは、と思えるほど鳴き声が賑やかです。 ■今年の夏休みおもちゃ作り教室で、私が担当する7月30日の動く動物おもちゃと8月6日のクル...続きを読む

河豚太鼓(蛸壺の太鼓)
■数年前まで兵庫県立淡路高等学校で校長先生を務めておられた安積秀幸氏から、先日、「尾崎さん、おもちゃの“河豚(ふぐ)太鼓”が出てくる小説みつけたよ」と電話をもらいました。 ■日本玩具博物館は、淡路島の古老にお願いして作っ...続きを読む

ユニークな動物の色と形を楽しんで~世界の動物造形展より~
■台風6号が暑気を運び去ってくれたおかげで過ごしやすく感じられますが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか。 ■夏休みが始まり、館内にコロコロと子どもたちのいかにも楽しげな笑い声が聞かれる今日この頃です。館長室と学芸室は、プ...続きを読む

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