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blog中国民間玩具研究者、李寸松氏を偲んで
■ 3月の声を待ちかねたかのように、当館の庭には万作や梅の花、地上に目を凝らすとユキワリイチゲや福寿草など早春の花々が咲き競い、このところ「雛人形展も素晴らしいが庭のお花の数々にも感動しました。本当に来てよかったです」と...続きを読む
ちひさきものはみなうつくし~世界のミニチュア玩具展~
■明日より1号館の企画展「世界のミニチュア玩具」をオープンします。 展示品は、町並、マーケットの風景、教会や学校、動物、人々の姿……いずれもがてのひらの中にすっぽり収まるサイズに縮小されたかわいらしいものばかり。それらを...続きを読む
絵画や小説に登場する手車(=ヨーヨー)
■先週は、兵庫県立山崎高等学校からお招きを受け、生活創造科の生徒さんたちに玩具(おもちゃ)の話をしに出かけていました。 ■全4時間の授業の中、1時間目と2時間目には、『江都二色』という玩具絵本(北尾重政画・大田南畝著/安...続きを読む
特別展「雛まつり」が始まりました
■寒さ厳しい日が続きますが、当館入り口の蝋梅の黄色い花が咲き始め、ひと足早く春の訪れを告げています。去る9日に開催しました恒例の第37回全国凧あげ祭りは天候にも恵まれ、青森県の津軽凧から沖縄の石垣島の八角凧まで日本各地の...続きを読む
ドイツからのクリスマス・プレゼント
*Frohe Weihnachten! Merry Christmas! 曇り空の寒い朝、私の机の上にドイツからの小さな包みが届いていました。差出人はヒラ・シュッツさん! ヒラさんは、以前にも(<ブログ「学芸室から」20...続きを読む
クリスマスのワークショップ*麦わら細工の山羊
*古代、北半球の人々は、新たな年を迎える節目を「冬至」と考えていました。冬至に一度、死んでしまった太陽は、この日を境に、再び生命を盛り返していきます。冬至の日から2、3日後の日々を「永遠の太陽の誕生日」「太陽の祝日」と呼...続きを読む
姫路「サテライトミュージアム」2010
■サテライト(satellite)は衛星。転じて“本体から離れて存在するもの”。この度、姫路市域の10のミュージアムが、JR姫路「えきちか」に、本体からサテライトを飛ばして 合同で博物館施設紹介展を開催することになりまし...続きを読む
「ふるさとの玩具」を脱稿して
■当館の庭の黄や赤に染まった木々の葉も、落ち葉となって次々に舞い散り、深み行く秋の日を満喫しています。師走も間近の季節になり、1号館では来年の干支の兎や羽子板を展示する企画展「干支のうさぎと羽子板」展が始まりました。6号...続きを読む
新春の企画展準備中~12年ぶりの兎たち~
■日本玩具博物館では毎年、11月になると、新春の企画展の準備を始めます。テーマは、お正月の遊戯だったり、新年の干支の動物だったり…と年ごとに異なりますが、年賀状の図案を探して来館される方々が増える時期でもありますので、秋...続きを読む
玩具と母子をめぐるお話~日本助産師会の会合に参加して~
●文化の日、日本助産師会兵庫支部の大会が神戸市内のホールで開かれました。助産師会の事務局より「玩具(おもちゃ)と母子にまつわるお話」をするようにとのご依頼を受け、大会に参加させていただきました。戦前は「産婆」、戦後になる...続きを読む
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