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blog博物館の使命は、文化遺産を守り伝えること
■夜になると館長室の東を流れる用水路に、蛍が飛び交うようになりました。総数で10匹ほどですが私たちを楽しませてくれます。1号館での企画展「世界のミニチュア展」の撤収作業は去る7日の夕方から始まりましたが、小さな資料を10...続きを読む

さらさら、すずやかに、七夕と夏まつり展オープン
楝(おうち)散る 川辺の宿の 門遠く 水鶏(くいな)声して 夕月涼しき 夏は来ぬ ★♪卯の花の匂う垣根に…と歌い始める唱歌「夏は来ぬ」の4番の歌詞です。玩具博物館の周りには、楝(おうち...続きを読む

“ちりめん細工”初夏の館外展~日本絹の里へ出張します~
■風薫る五月、皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。この度の大地震から2カ月余。多くの行方不明者を抱え、様々な問題を抱えながらも、被災地の皆さまが少しずつ前へ進んでおられる様子を伺い、尊敬の念でいっぱいになります。また、様...続きを読む

<新収蔵品紹介>明治30年代の板葺き御殿飾り雛
*先日、昭和9年製の檜皮葺き御殿飾り雛をご紹介させていただいたばかりですが、昨日は、現在、大阪市内にお住まいの個人から寄贈のお申し出を受け、井上館長がご自宅まで荷受けに伺いました。*京都の伏見から奈良に移られた女性(明治...続きを読む

端午の節句~子どもの風景~
■今週土曜日より、6号館では初夏の恒例展「端午の節句飾り」が始まります。甲冑飾りや武者飾りの移り変わりを幕末から 明治・大正・昭和へと時代を追ってご紹介する内容です。勇壮で剛健な端午の節句飾りは、愛らしい桃の節句の世界と...続きを読む

<新収蔵品紹介>昭和9年の檜皮葺き御殿飾り雛
*新春から旧暦桃の節句にかけての季節になると、家庭で飾っていた雛人形を寄贈したいというお申し出に接する機会が増えます。子ども世代の独立や転居、また受け継がれる方の事情などによって、雛人形を持てなくなったり、また時代を経た...続きを読む

椿、利休梅、花桃・・・・ 春の花の宴が始まりました
■春休み中は大勢の子どもたちが両親や家族と共に来館して、館内はいつもよりも大賑わいでした。東日本大震災の悲惨なニュースが連日報道される中で、来館して心が癒されたという方も大勢ありました。16年前もそうでした。ここに来て、...続きを読む

被災地の文化財救済活動から
■この度の東北地方太平洋沖地震は千年に一度といわれるほどの大災害になり、思いもよらない大惨事に言葉もありません。被災地の皆様には心からお見舞い申し上げますと共に一日も早い復興を願っています。 ■当地でも今から16年前の1...続きを読む

暖かい春になりますように…。
■この度の大地震、大津波、原子力発電所の災害事故によって被災された方々、そして辛い思いをなさっておられるすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地から離れた場所で恵まれた暮らしを営む私たちには、義捐金をお送りしたり...続きを読む

中国民間玩具研究者、李寸松氏を偲んで
■ 3月の声を待ちかねたかのように、当館の庭には万作や梅の花、地上に目を凝らすとユキワリイチゲや福寿草など早春の花々が咲き競い、このところ「雛人形展も素晴らしいが庭のお花の数々にも感動しました。本当に来てよかったです」と...続きを読む

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