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blog戦前の趣味家たちのおもちゃ絵本
◆筋肉痛にもめげず、井上館長とともに、6号館2階の収蔵庫整理を少しずつ進めています。先日は、巨大なルービックキューブと化した庫内の深奥部から、大正から昭和10年代の “おもちゃ絵本” を取り出すことができ、今、わくわくし...続きを読む

節句飾りのデザイン*その3「お猿っこ」と「のぼり猿」~端午の節句展より
◆端午の節句(節供)は、古くは武家を中心に行事がもたれ、往来に面した戸外には、戦陣にならった幟旗や吹き流し、毛槍や長刀、兜などが立て飾られていました。江戸時代中ごろになると、町家の人々の間でも、それらを真似て、武具類を飾...続きを読む

節句飾りのデザイン*その2「菖蒲と蓬」~端午の節句展より
◆雨の端午となりました。近くの沼で採取した葉菖蒲と野原に繁茂し始めた蓬を合わせて、今年も当館玄関口や展示室の屋根に並べ置きました。 ◆古来、端午に用いられる葉菖蒲は、花菖蒲とは異なる種類です。沼に生える葉菖蒲を根から抜く...続きを読む

おもちゃの歳時記——いろいろお話ししています
*緊急事態宣言の出されている都道府県の皆さま、またそうでなくても、去年に引き続き、静かなGWをお過ごしのことでしょう。*当館の中庭にはサクランボが実りはじめ、メジロやヒヨドリ、ムクドリたちの賑やかな訪問を受けておりますが...続きを読む

緊急事態宣言を受けて休館中の玩具博物館、収蔵庫にて
*当館開館20周年記念に植樹したアメリカハナミズキの苗が大きく育ち、若葉が萌える中庭にさわやかな花を咲かせています。緊急事態宣言を受け、兵庫県下の博物館施設とともに当館も休館に入りました。昨春に続き、今年も淋しいGWを迎...続きを読む

当館の神戸人形コレクションが一冊の本に—— 『神戸人形賛歌』が出版されます
■当館は明治中期から現在まで作られてきた、神戸が誇るべきカラクリ仕掛けの神戸人形を収集。500点を超える貴重な資料を保存しています。その当館の神戸人形コレクションがこの度、一冊の本にまとめられ、『神戸人形賛歌-よみがえる...続きを読む

節句飾りのデザイン*その1「北斗七星」~端午の節句展より
◆当館では、4月12日より季節の展示替えを行い、4月17日より端午の節句展が始まりました。窓も扉も開け放った特別展示室に初夏らしい風が渡っていきます。恒例となった初夏の節句飾り展――本年は、明治・大正時代を経て昭和初期こ...続きを読む

春爛漫の当館に、皆様から感動の声が
■春爛漫の季節を迎えました。当館の庭や周辺には数十本もの椿の名花が咲き乱れて春爛漫です。さらに4号館の2階にあがると、東の窓の外には真っ白な利休梅の花が大きく広がり、西の窓の外には真っ赤な桃の花が広がって、まさに春爛漫の...続きを読む

弥生三月、花盛り—DESIGN MUSEUM BOX展・辻川幸一郎さんの言葉
■当館の庭の草木が三月の花を咲かせ、楽しげに妍を競い始めました。杏も山茱萸も油瀝青も馬酔木も、椿も土佐水木も紙垂辛夷も、菫も雪割一華も水仙も貝母も……。そしていよいよ桜の季節を迎えますね! ■トップページのニュース欄で...続きを読む

世界の民芸玩具のお話に出かける——山内金三郎の『寿寿』のこと
◆2月19日から21日までの3日間、京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターで、自然環境やプロダクトデザイン、教育、職人文化など、工芸をめぐる有形無形の事柄について、多方面から光をあて、未来へどうつなげるかを探るシン...続きを読む

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