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blog世界の民芸玩具のお話に出かける——山内金三郎の『寿寿』のこと
◆2月19日から21日までの3日間、京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターで、自然環境やプロダクトデザイン、教育、職人文化など、工芸をめぐる有形無形の事柄について、多方面から光をあて、未来へどうつなげるかを探るシン...続きを読む
陽ざしの暖かな節分の日に
*いつもの年より一日早い節分。朝、焼き鰯を食べて頭をとり、節分の魔よけ「柊鰯/やいかがし」を作って、ランプの家の入り口につけました。播磨地方では明るい陽ざしがさして、明日の立春を待たず、鰯の頭にも暖かな春がやってきたよう...続きを読む
素晴らしい雛の名品が一堂に。
◆当館の庭には春の訪れを知らせる蠟梅の黄色い花や椿の花が咲き始め、6号館への小径の上には黄色い甘夏ミカンが鈴なりに下がって皆様をお迎えしています。 ◆春恒例の6号館での特別展「雛まつり」が始まりました。今年のテーマは“江...続きを読む
大正5年、京都のお雛さま
◆◇今春の「雛まつり」のテーマは“江戸と明治のお雛さま”で、会期を待たず、すでにオープンしております。今朝はランプの家に、大正5年、京都の大木平蔵調製の雛人形を展示しました。中庭にメジロのさえずりを聴きながら。 ◆◇この...続きを読む
手作りのクリスマスオーナメント*その4―麦わら細工のモビール
◆「世界のクリスマス展」会場に入ると、しばし天井を見あげて「きれいやね…」とつぶやかれる来館者の声が聞こえます。天井を厳かな光ととも揺れ動くいくつもモビール―――バルト海沿岸諸国に伝わる麦わら細工です。 ◆フィンランドの...続きを読む
手作りのクリスマスオーナメント*その3―麦わら細工・光をいただく天使
●パンが主食の国々において、小麦やライ麦、大麦などの麦は、いうまでもなく農耕の中心をなす重要な作物です。かつては、麦を収穫したあとに残される麦わらには、実りを司る穀物霊が宿っていると考えられ、一年の節目にあたるクリスマス...続きを読む
手作りのクリスマスオーナメント*その2―スパイスクッキー
●ガラスや木や陶器などから作られたツリー飾りを見慣れていると、お菓子や食べ物がツリーに飾られるというのは、とても新鮮でめずらしいことのように思われます。けれど、近世後期のドイツでモミの木に飾られていたのは、今日のような民...続きを読む
手作りのクリスマスオーナメント*その1―木の実を使って
●ヨーロッパの人々は紀元前の大昔から森の恵みを受けて暮らしてきました。特にハシバミやミズナラなどが落とす木の実は、数千年の長きに亘って貴重な栄養源だったといわれています。クリスマス前夜、炉でそうした樹木の丸太を燃やす行為...続きを読む
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