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blog陽ざしの暖かな節分の日に
*いつもの年より一日早い節分。朝、焼き鰯を食べて頭をとり、節分の魔よけ「柊鰯/やいかがし」を作って、ランプの家の入り口につけました。播磨地方では明るい陽ざしがさして、明日の立春を待たず、鰯の頭にも暖かな春がやってきたよう...続きを読む

素晴らしい雛の名品が一堂に。
◆当館の庭には春の訪れを知らせる蠟梅の黄色い花や椿の花が咲き始め、6号館への小径の上には黄色い甘夏ミカンが鈴なりに下がって皆様をお迎えしています。 ◆春恒例の6号館での特別展「雛まつり」が始まりました。今年のテーマは“江...続きを読む
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大正5年、京都のお雛さま
◆◇今春の「雛まつり」のテーマは“江戸と明治のお雛さま”で、会期を待たず、すでにオープンしております。今朝はランプの家に、大正5年、京都の大木平蔵調製の雛人形を展示しました。中庭にメジロのさえずりを聴きながら。 ◆◇この...続きを読む

小正月に寄せて
✿小正月も過ぎ、いよいよ新春気分を抜け出す時期ともなりましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。睦月の当館では、松飾り(金玉飾り)に加え、展示室のあちらこちらに素朴な餅花飾りをほどこしています。ご来館の方々には節分まで...続きを読む

再現された「津観音の俵牛」
●2018年の夏、当館は三重県立総合博物館(愛称=MieMu)からご依頼を受け、日本の玩具史をたどる企画展「おもちゃ大好き!—郷土玩具とおもちゃの歴史—」にご協力して、約1,000点規模の資料をお持ちしたことがありました...続きを読む

手作りのクリスマスオーナメント*その4―麦わら細工のモビール
◆「世界のクリスマス展」会場に入ると、しばし天井を見あげて「きれいやね…」とつぶやかれる来館者の声が聞こえます。天井を厳かな光ととも揺れ動くいくつもモビール―――バルト海沿岸諸国に伝わる麦わら細工です。 ◆フィンランドの...続きを読む

手作りのクリスマスオーナメント*その3―麦わら細工・光をいただく天使
●パンが主食の国々において、小麦やライ麦、大麦などの麦は、いうまでもなく農耕の中心をなす重要な作物です。かつては、麦を収穫したあとに残される麦わらには、実りを司る穀物霊が宿っていると考えられ、一年の節目にあたるクリスマス...続きを読む

手作りのクリスマスオーナメント*その2―スパイスクッキー
●ガラスや木や陶器などから作られたツリー飾りを見慣れていると、お菓子や食べ物がツリーに飾られるというのは、とても新鮮でめずらしいことのように思われます。けれど、近世後期のドイツでモミの木に飾られていたのは、今日のような民...続きを読む

手作りのクリスマスオーナメント*その1―木の実を使って
●ヨーロッパの人々は紀元前の大昔から森の恵みを受けて暮らしてきました。特にハシバミやミズナラなどが落とす木の実は、数千年の長きに亘って貴重な栄養源だったといわれています。クリスマス前夜、炉でそうした樹木の丸太を燃やす行為...続きを読む

今冬36回目の「世界のクリスマス展」
🍂霜月の声を聞いて気温が急降下し、日本玩具博物館の庭の木々も色づき始めました。皆さまにはお元気でお過ごしでしょうか。 🍂会期より一週間早く、冬の特別展「世界のクリスマス」をオープンいたし...続きを読む

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